フサイチバルドル
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※今春、熊本県と十勝地方(帯広市・清水町)で馬インフルエンザの発生が確認されました。幸いにして日高・胆振地方での発生は確認されず、競走馬のふるさと案内所が要請していた「牧場見学の自粛」も8月1日に解除されました。
今後も感染防止に留意しながら取材を進めていきます。引き続き、牧場見学時の感染防止対策にご協力をお願いいたします。
新ひだか町の荒木牧場で余生を送るフォスターホースのフサイチバルドル(24歳)。先月は取材時にフレグモーネを発症していてご心配をおかけしましたが、6日間の抗生物質投与により右後肢の腫れも治まり快復しています。
[動画]フレグモーネ快復のフサイチバルドル
昨年のレポートでもご紹介しましたが、9月7日に旅行会社(主催:縁トラベル)の牧場見学ツアー御一行が荒木牧場を訪れました。
2020年からの新型コロナも収まり、昨年ごろから各旅行会社や一口クラブの牧場見学ツアーも再開されましたが、今年は春先に馬インフルエンザの発生があり、いくつかのツアーは企画段階で中止となったところもあったようです。8月1日付で競走ふるさと案内所から要請されていた「牧場見学の自粛」が解除され、ツアー開催の運びとなりました。
昨年は快晴の中、お客様をお迎えできたのですが今年は生憎の雨模様。「馬とのふれあい(ニンジン給餌)」を楽しみにしているお客様が多いので、荒木代表は「小雨だったら放牧地でふれあってもらおう」と考えていたそうですが、雨のピークと重なり大荒れの雨模様。観光バスの到着前に馬を収牧し、急遽厩舎内でのふれあいに変更しました。
今年は41名が参加、雨宿りを兼ねて全員厩舎の通路に入っていただき、手前からエスケープハッチ(荒木牧場功労馬サポーターズ)、ロードクロノス(功労馬繋養支援事業の対象馬)、フサイチバルドル(引退馬協会フォスターホース)の3頭にお客様とふれあっていただきました。
[動画]馬房で飼いを食べるフサイチバルドル
厩舎の通路は狭いので順番に入れ替わってのふれあいになりましたが、3頭は事前に用意したバケツ2杯分のカットニンジンをペロリ。
ネームバリュー的には中京記念勝ちでシンコウラブリイの息子であるロードクロノスが主役ですが、フサイチバルドルとエスケープハッチも多くのお客様からニンジンを与えられて喜んでいました。参加者の方から「いつも引退馬協会のYouTubeを見ていますよ」と声をかけていただき、筆者も嬉しかったです。
[動画]ニンジンをパクパクと食べるフサイチバルドル
時間にして30分ほど。生憎の天気になりましたが、参加者の方々には満足していただけたようです。今回のツアーは3泊4日の旅程、雨に祟られたのはこの日だけで他の日は好天に恵まれ牧場見学を楽しまれたそうです(翌日、ツアー御一行の観光バスを二十間道路で見かけました)。
参加者の皆様には引退馬協会のパンフレットをお持ち帰りいただき、広報活動にもなりました。お疲れ様でした。
フサイチバルドルがFHとなった経緯
https://rha.or.jp/f/fusaichi_baldr.html
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