エスワンスペクター
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Calm days farmさんからエスワンスペクター(24歳)、テイエムプリキュア(22歳)、新しくFHになったバルドウィナ(27歳)の近況報告と画像が届きました。事務局で撮影した写真と合わせてお届けします。
左からエスワンスペクター、テイエムプリキュア、ヒシプレンティ、バルドウィナ
だんだん気温が高くなり、25℃を超える日も出てきました。気温の上昇と共に虻が増えてきて、体にくっつこうとするアブを脚で追い払う姿を見かけるようになりました。
6月25日は最高気温が26℃と今年一番の暑さになりました。暑かったのと虻も多かったので9時半頃に収牧し、その後は廐舎で涼んで過ごしました。廐舎の中は風通しが良く、とても涼しいです。
天気と気温と風の有無を見ながら、途中で収牧するようにしています。一番牧草の収穫が無事に終わりました。多くの牧草ロールが出来、冬場の食糧や寝藁を十分に確保することができました。これで一安心です。
6月22日、削蹄を行いました。
ケガや病気をすることなく、元気に過ごしています。食欲も旺盛で、いつも綺麗に飼葉を平らげます。少しも残らないよう舐めるので飼い桶はピッカピカです。
ピカピカの馬体です
青刈りした青草を配っても、配るのを忘れてしまったと思うくらいに何も残っていません。放牧地では特にプーちゃんと仲が良く、よく2頭で並んで草を食べています。
6月に入ってから両前蹄が痛むため、硬い地面を避けて歩くようになりました。
6月23日、蹄葉炎の経過を見るために両前蹄のレントゲンを撮りました。レントゲンの結果、蹄骨角度は入厩した当時が最も悪く、その半年後に2回目を撮った時はかなり改善していましたが、今回は2回目より悪く、1回目よりは良いといった結果です。
凛々しい横顔
青草を食べる時間をもう少し減らそうと思いましたが、この後暑くなるにつれ放牧時間は早まり且つ短くなるので、もう一度晩秋にレントゲンを撮って経過を見る予定です。
ヒシプレンティ(左)とプリキュア(右)
6日からオースミコスモが摂取していたビタミンコンプリートを与え始めました。プリキュアもオースミコスモと同じく尿漏れがあるためです。経過を見ていきます。
歩様が散らかったり、後肢を少し引きずるように動かすため、6日、山際獣医師に触診と歩様診断して頂きました。左骨盤とトモに痛がる箇所があるのでグルコサミン注射をしてもらいました。
1週間後の13日、山際獣医師に経過を確認してもらいました。骨盤まわりの痛みは無くなったようで、良かったです。
6月6日からテイエムプリキュアと同様にビタミンコンプリートを与えています。オースミコスモと似たような歩様のためです。引き続き、歩様を注視していきます。
セン馬たちに挨拶するも、向こうは興味なし?
久しぶりに牧場に子どもたち(事務局注/場長さんのご家族です)を連れて行くと、バルドウィナも興味を持ち、牧柵沿いに来てくれました。大人しく顔を撫でさせてくれ、子どもたちにとても優しいバルドウィナでした。
真っすぐに子どもたちに駆け寄り、優しい眼差しを向けていました
子どもたちの目線に合わせて、頭も下げています
(安全には十分注意をしています)
3頭とも競走馬引退後に、繁殖で頑張っていました。繁殖も命がけのお仕事です。無事に生み育て貴重な血を残してきました。そして繁殖生活が終わり、第三の馬生が始まりました。今年エスワンスペクターは24歳、テイエムプリキュアは22歳、バルドウィナは27歳になりました。これからは、穏やかに幸せな余生を過ごして欲しいと願っております。3頭の余生を支える為のご支援を募集しております。よろしくお願いします。
[フォスターホースになった経緯]
エスワンスペクター
テイエムプリキュア
バルドウィナ
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