エスワンスペクター
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Calm days farmさんからエスワンスペクター(24歳)、テイエムプリキュア(22歳)、ポップコーンジャズ(25歳)、ライラプス(23歳)、マリーンウィナー(20歳)、バルドウィナ(27歳)の近況報告と画像が届きました。事務局で撮影した写真と合わせてお届けします。
7月から悩まされてきた黒カビ病が付いたクローバーを食することで発生する、流涎症が収束しました。来年以降の発生を防ぐことができるよう、クローバーを減らすことに取り組んでいきます。
3日、ポップコーンジャズ、ライラプス、マリーンウィナーの3頭が移動してきました。到着が夕方だったので、移動当日はそのまま夕飼を食べて馬房で過ごしました。
新しい仲間がやってきて、牧場の馬たちはすぐに馬房から首を伸ばし、「誰だ? 誰だ?」とザワザワしていました。
4日、牝馬の放牧地のすぐ隣の放牧地に新しく来た3頭を放し、牧柵越しにお見合いをして、相性を見ました。
5日、牝馬の放牧地に放しました。放牧地のボスのプーちゃん(再就職支援プログラム第5期生 ヒシプレンティ)を場長が引き、移動してきた3頭のボスであるポップコーンジャズを協会の方に引いてもらい、過度な蹴り合いにならない事を確認し、プーちゃんとポップコーンジャズもフリーにしました。しかし初日はプーちゃんから3頭が逃げている状態が続きました。7日頃から徐々に距離が近づき、新しく来た3頭と前から居る4頭が交わるようになりました。
全頭とても落ち着いていて、仲良くのんびり過ごすことができています。
元気に過ごしています。ボスのプーちゃん(ヒシプレンティ)との絆が更に深まったようで、いつ見ても一緒にいます。とても仲良く過ごしていて楽しそうです。ボロの状態も安定しています。
ポップコンジャズたち3頭を初めて一緒に放牧した日は、ヒシプレンティの傍から離れないで、ヒシプレンティの陰に隠れていました。大きな馬体のエスワンですが、小さな馬体のヒシプレンティに守られているようです。
バルドウィナが後から放牧されると、ポップコンジャズ、ライラプス、マリーンウィナー、ヒシプレンティが走り回っていても、別の世界にいるかのようにバルドウィナと2頭でのんびりと草を食べていました。
蹄葉炎の為、舎飼とサンシャインパドックへの放牧が続いていますが、歩様が良くなってきたので、様子を見ながら収牧前の1時間だけ牝馬7頭で放牧するようにしました。
青草を摂取していますが、状態が悪くなることはなく、このまま短時間の放牧で様子を見ていこうと思います。放牧に出るととても嬉しそうに過ごしています。
元気に過ごしています。新しく来たポップコーンジャズと相性が良いようで、一緒に過ごすことが多いです。草を食べるときも水を飲みに来るときも一緒です。とても仲の良いお友達ができて放牧地で過ごす時間が楽しそうです。
優しい性格のバルドウィナは、誰とでも仲良くしています。ポップコーンジャズたちと初めて一緒に放牧した日も、一番最初に挨拶に行っていました。
ライラプスとマリーンウィナーとはもちろんのこと、バルドウィナとも仲が良く、みんなと仲良く過ごすことができています。
移動してきた当初は一番神経質な面が見られ、飼葉をなかなか食べなかったり、食べても残してしまうこともありましたが、日が経つにつれ、牧場に慣れてきてくれたのか飼葉を完食するようになりました。
裂蹄があるため、エスワンとプリキュアに与えているビオチムプラスを与え始めています。
マリーンウィナーと特に仲が良く、いつ見ても一緒に居ます。3頭の中で最も順応力があり、移動当日も飼葉をぺろっと平らげました。
すぐに牧場に慣れてくれました。肥満気味なので、少しダイエットを心がけて管理します。
15日頃から左目の目やにが多く、獣医師に診てもらいました。角膜に傷は無く、結膜炎とのことで1日3回オフロキサシンを点眼していましたが、1週間経過しても良くならないので、もう一度獣医師に診察してもらうと腫瘍があることが分かりました。偏平上皮癌である可能性が高いとのことでした(現在、病理検査に出しています)。普通は成長して外に露出して発覚するそうなので、ライラプスのものは初期の初期とのことです。
10月2日にエルムホースクリニックの診療所で腫瘍摘出手術を行います。(無事に腫瘍摘出手術は完了して、経過も良好です。詳しくは来月の近況でご報告します)
新しく来た3頭に乳酸菌を与え始めましたが、マリーンウィナーだけ、におい(かすかに納豆の匂いがします)が気になるようで飼葉を食べなくなりました。そのため、半量にして、2回に分けて与えています。半量にしてからは完食しています。
放牧地ではライラプスのあとをずーっとくっついています。お互いに居なくてはならない存在のようで、一緒に移動することができて本当に良かったなと感じます。
6頭とも競走馬引退後に、繁殖で頑張っていました。繁殖も命がけのお仕事です。無事に生み育て貴重な血を残してきました。そして繁殖生活が終わり、第三の馬生が始まりました。
今年エスワンスペクターは24歳、テイエムプリキュアは22歳、ポップコーンジャズは25歳、ライラプスは23歳、マリーンウィナーは20歳、バルドウィナは27歳になりました。これからは、穏やかに幸せな余生を過ごして欲しいと願っております。6頭の余生を支える為のご支援を募集しております。よろしくお願いします。
6頭がFHになった経緯です。
どなたでも事前予約により、見学が可能です。その日の天気により、厩舎での見学になる可能性もありますので、ご了承ください。
見学には予約が必要です。
見学日によって見学時間が違いますのでご注意ください。
◆見学可能日時: 毎週金・土・日曜(1日3組まで)
◆見学時間: [9月~翌年6月頃まで] 9時~11時
[7月~8月末頃まで] 5時~9時
◆予約方法: 牧場のX(https://twitter.com/calmdaysfarm)のDMから
上記の方法で連絡ができない方は、会員の方は会報の「連絡先一覧」をご覧ください。
会員以外の方は、「競走馬のふるさと案内所」(TEL 0146-43-2121)経由にてお申し込みください。
1)会員ID(会員の方)
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2)マスクを着用してください。
3)お話しするときは距離を保ってください。
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尚、予定の変更があるときは早めにご連絡ください。
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