2021年10月28日
「ディープスカイだより」改め「ホース・フレンズだより」になりました。
メイショウサムソンの移動の報告を兼ねて、ディープスカイとメイショウサムソンの近況を北海道事務所の加藤がお届けします。
この日は朝方にまとまった雨が降りましたが、メイショウサムソンの移動日の10月28日の日高町は、なんとかお天気が回復。曇りながらも時折陽が差しました。
ディープスカイ
ディープスカイの放牧地へ行くと、こちらに気づいて近寄ってきてくれます。
ディープスカイは、ハーフリンガーのアルピナとサクラ(いずれも牝馬)とは顔を合わせることなく生活しています。寂しがりやなので、人懐こく、場長さんにもとてもよくなついているようです。
来た当初は放牧地で落ち着きがなかったようですが、今は穏やかに過ごすようになりました。
メイショウサムソンの到着を待つ間、ディープスカイは、場長さんから小さなリンゴ2つをもらいました。
場長さんの目を見るディープスカイ
すっかり信頼関係を築いたようです
選挙活動真っ最中だったため、街宣車から流れてくるウグイス嬢の声に、耳を傾ける場面もありました。
メイショウサムソン
11時30分頃、谷川牧場さんの馬運車に乗ったメイショウサムソンが到着しました。
堂々と馬運車を降りてくるメイショウサムソン
メイショウサムソンを知る方の話によると、以前からあまり他の馬に興味がないとのことですが、それでも動画の〝0:30〟あたりでサムソンの視線はしっかりディープスカイを捉えたようです。
人間一同サムソンの撮影に夢中になっている間、入り口付近でディープスカイが熱い視線を送っていました。久しぶりに見る「馬」に興味津々で対照的な二頭です。
サムソンの放牧地の牧草は、入厩日に合わせてベストな状態になるように事前に掃除刈りをしていてくれたとのこと。ちょうどよい長さのやわらかく青々とした草が生えていることもあり、夢中になって食べていました。
ディープスカイの気持ちがなかなかサムソンには伝わらないようでもどかしいですが、このあと何度か、牧柵沿いを二頭で併せ馬をしていました。
しかしいつもサムソン主導。しかも、奥から手前に戻ってくるときは、ディープスカイの放牧地の長さが短いので、必ず最後はサムソンに置いて行かれてしまうディープスカイでした。
二頭のこのあとの関係が気になりますね。
見学について
ひだか・ホース・フレンズでは、見学者受け入れに向けて体制を整えているところです。見学開始のご案内まで、もうしばらくお待ちください。
2頭のFP会員さん募集!
ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションでは、ディープスカイ、メイショウサムソンはじめ9頭の引退繁殖馬をフォスターホース(FH)として迎えました。FP会員募集中です。
馬を一頭に決められない方は、「FHを特定しない」FP会員もありますので、ぜひご検討ください。
2021年11月17日現在ディープスカイ 会員数 39名 口数 25.5口 残口数 39.5口
メイショウサムソン 会員数 13名 9口 残口数 55口
(いずれも手続きを完了した方の数です)
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