9月28日に掲載したお知らせに、加筆して加藤がお届けいたします。
「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」により受け入れたディープスカイが、本日(9月28日)午後3時半頃に、種牡馬として暮らしていたイーストスタッドから北海道日高町の「ひだか・ホース・フレンズ」に移動しました。
ひだか・ホース・フレンズは日高軽種馬農協門別種馬場の跡地を利用した、新設の引退競走馬のための牧場です。馬の仕事の従事者のための研修や馬産業の啓発事業の複合目的に活用しながら飼養する施設です。
引退馬協会では地域への貢献、地域の活性化の一助となるべく、ディープスカイを同施設への預託することを決定いたしました。
先住馬にはハーフリンガーのアルピナとサクラの二頭がいますが、ディープスカイはサラブレッド第1号馬となります。
ディープスカイは時々立ち上がると、イーストスタッドさんからの事前情報がありましたが、この日もやはり立ち上がっていました。(撮影は逃しました。)
ディープスカイを運んでくださった谷川牧場さんが、その瞬間を撮影してくださっていますので、谷川牧場さんのTwitterでどうぞ。
ディープスカイ号✨長生きして下さいネ~🙏🙏🙏💕 pic.twitter.com/IgGlj1KbD6
— 谷川牧場 (@tanikawastud) September 29, 2021
取材陣の前でポーズを決め(取材の方は素晴らしい写真を撮っています)、場長さんに引かれて終の棲家となるであろう厩舎へと向かいました。
こちらが厩舎になります。種馬場跡地だけあって、馬房はゆったりとして広い種牡馬仕様です。
最初は落ち着かず、厩舎の中を歩き回っていました(それだけ広い)が、しばらくして乾草を食べたり 馬房から顔を出してくれました。
ちなみに、初めての放牧は、大興奮してしまったようです。そのあとは落ち着いて草を食べていますのでご安心ください。
場長さんからいただいた動画です。Twitterにアップしたものでご覧ください。
ひだか・ホース・フレンズさんから届いた今朝のディープスカイの放牧風景です。#ディープスカイ #フォスタホース#ひだか・ホース・フレンズ pic.twitter.com/KK8jMJTdUY
— 引退馬協会 (@rhainfo) September 29, 2021
一日も早く、新しい環境に慣れますように。
競走馬として、種牡馬としてのお仕事を終えたディープスカイのこれからの余生が穏やかで幸せなものとなりますよう、見守っていただければ幸いです。
見学について 新しい環境に慣れるまでしばらくの間、見学はできません。 施設側の負担になりますので、施設側へのお問い合わせもご遠慮くださいますようお願いいたします。
新型コロナ感染症の感染状況を見ながら、今後の見学開始を施設側と相談しながら決めて参りますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
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