2019年10月8日

10月5日に北海道事務所のスタッフが訪問した時のレポートをお届けします。

前日は台風の影響から雨が降りましたが、5日はとても天気が良く青空が広がる秋晴れでした。ドトウとシャトルの放牧地の周りには木々が沢山ありますが紅葉にはまだ早いようです。

ピッタリ寄り添っています

一緒に放牧して1週間が経ちました。2頭が寄り添う姿はとても微笑ましいです。ドトウが移動するとシャトルが後を付いていき、シャトルが移動するとドトウが後を付いていきと、仲間だという意識があるようです。

ドトウの後をついて歩くシャトル

シャトルの後をついて歩くドトウ

今年の4月にドトウが先に今の引退馬牧場さんに移動し、シャトルが生産牧場さんに残った時、シャトルがしょんぼりと寂しそうにしていました。食欲もあり体調面では問題なかったのですが、広い放牧地で動きも少なく表情も哀し気に見えていました。

恐らく、イーストさんから移動して環境に慣れない状態で知っているドトウも移動し、ベルサイユファームのスタッフさん達はとても優しくお世話して頂いていましたが、人見知りのシャトルはドトウもいなく知ってる人もいない中で心細かったのかもしれません。今のシャトルは、とても活き活きとして嬉しそうに見えます。ドトウと一緒に放牧された事により、動き回る事も多くなり必然的に運動量も増えたように思います。

人見知りのシャトル

ドトウは元々、放牧地をよく歩いていましたので運動量はさほど変わらないと思われますが、ちょっかいを出せる相手がいる事は、ドトウにとっても張り合いがあると思います。

シャトルと一緒で楽しそうなドトウ

シャトルが水を飲みにくると、ドトウがちょっかいを掛けに来て見つめ合う2頭。争うのかなと思いきや、イチャイチャして離れていきました。後に残ったシャトルのキョトンとした顔がなんとも笑えます。その時の動画が、Twitterにもアップしました。“いいね”がどんどん増え、1000件を超えています。会員さんや2頭のファンの方々の関心の高さが伺えます。