7月2日に北海道事務所の大柄が訪問した時のレポートをお届けします。
1番牧草の刈り取りも半分くらい終わった処で雨の日が続き、残りの作業が進まないと困っている牧場さんが多いようです。虻も出始めた事から、夏の始まりを感じました。
伺った日は、小雨が降ったり止んだりを繰り返していましたが、馬達にとっては寒くもなく虫もいないため、過ごし易かったと思います。
放牧地の中程で、一生懸命草を食べていました。名前を呼ぶと牧柵まで近寄ってきてくれました。
ほぼ、顔を上げることなく草を食べ続けるドトウ。先日まで右側の大きな放牧地には、5頭の引退馬達がいましたが他の放牧地に移動しました。しかし、反対側の左側の放牧地には、ヒルノダムールが居るので寂しくはないようです。
冬毛もほぼ抜けて、顔の周りが少し残っている程度です。食欲もあり、元気にしていました。約2ヶ月半ぶりの再会でしたが、変わらず元気な様子に安心しました。
ドトウの鼻は相変わらず真っ白で、その鼻をくしゃっとさせて草を食む顔がとても可愛いです。
現在は、日も長いため19時頃まで放牧しています。ただし、飼いの時間が集牧の後になると遅くなる為、16時くらいに放牧地で夕方の飼いを食べています。貰ったご飯は、残らずに完食です。
前回ブログにも書きました羊達ですが、牧柵の下を潜って脱走してしまう為、今は別な場所にいます。隣りには沢山の馬達がいるのですが、広い放牧地の為、常にシャトルから見える場所には居ないので、仲間達が見えないと寂しそうにしています。
シャトルの自慢の鬣と尻尾は、毎日お手入れされてサラサラでとても綺麗です。
久しぶりに会うシャトルは、少し柔らかくなったように感じました。でも相変わらずお手入れの時は、油断すると齧ってくるそうです。シャトルはいつまでも、強いシャトルでいて欲しいと思います。そして若く元気でいて欲しいです。
感染拡大防止のため、今しばらくご訪問をご遠慮いただきますようお願いいたします。生産者として大事なセリを控えているため、ご理解とご協力のほど、お願いいたします。
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