メイショウドトウ
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メイショウドトウの近況報告がノーザンレイクの佐々木祥恵さんから届きました。写真の一部は、事務局で撮影したものも含みます。
この夏もドトウは食欲が落ちず、すぐに横になりたくなるアラ還の私より元気だなと日々感じていました。それでも暑さなどがこたえていたのか、夏から9月半ばにかけてはフレグモーネの頻度が高くなりました。
8月18日。朝の検温では37.0℃と熱発はなかったのですが、放牧前に川越が幾度となくドトウの右後脚を観察していました。
朝の検温では37.0℃と熱はなく、若干むくんでいるようには見えましたが、食欲もあり様子自体は普段通りに感じました。ただ川越は何となく気になったようで歩様チェックをしたところ、前回(7月9日)のような跛行ではないのですが、何となく突っ張った感じで歩いていたので、舎飼にして獣医師に連絡をしました。
前回は早朝はさほど腫れていなかったのに、数時間後に獣医が到着したあたりでは早朝より腫れが見られました。
今回は早朝と比べてもほぼ変化なく、歩様も突っ張った感じではあるものの悪くなった感じはありませんでした。脚をあまり浮かすことなく負重もしっかりかけられていましたが、これから腫れてくる可能性もあるとして抗生剤を打っていただきました。
これまでより症状はその時点で軽く1日1回の診察と注射を少し続けることになったのですが、夕方には朝より腫れてきて体温も38.5℃と上がったので獣医に再度来ていただき、抗生剤を打ってもらいました。ただ今回は前回に比べるとあまり右後脚を浮かさず負重をしっかりかけている時間が長かったので痛みは前回より軽い印象で、飼い葉の時間になると鼻を鳴らして食欲も落ちませんでした。
跛行はほぼないので、翌19日まで舎飼で20日から放牧を再開。1日2回、1回10分の水冷を行いました。獣医による診察、治療(抗生剤注射朝夕1回ずつ)は23日に終了しています。
佐々木さん提供8月20日朝の様子
8月下旬からアブが少なくなってきたので、放牧時間が少し延びました。まだ日差しが強く気温も高めなので9時前後に収牧していました。
9月に入ってからはさらに放牧時間が長くなりましたが、朝晩は涼しくても気温が高い日も多く、ドトウに関してはその時々の天候によって収牧時間が変動しています。
9月8日、夏の疲れが出たのか、また右後脚のフレグモーネを発症しました。
朝は体温37.4℃と熱もなく、放牧地へも途中速歩になるなど元気そうでした。放牧地でも普段とも変わらない様子で過ごし13時過ぎに収牧しましたが、右後ろが少し腫れていて時折浮かす仕草をしており、体温をはかったところ39.1℃だったので獣医を呼びました。飼い葉や二番牧草は食べていて変わらず食欲はあるのでその点は助かりました。
獣医師には痛み止めと抗生剤を打ってもらい、朝夕の水冷をしばらく続けることになりました。翌日(9日)は37.4℃と平熱に戻り、さほど跛行をしていなかったので、10日から放牧を再開。12日に治療を終了しています。
その後は朝晩気温が下がってきたこととクッシングの影響があるのか冬毛が伸びてきましたが、朝放牧地に向かう時に速歩になるなど軽快なステップを踏み元気に過ごしています。
見学には予約が必要です。
会員の皆様は、ホームページの会員ページまたは会報にて申し込み方法や日時をご確認ください(2024年6月分より引退馬協会の受け付けに替わりました)。
現在、2025年12月までの見学予約の受け付けが可能です。
2026年1月以降の予定につきましては、日程の発表をお待ちください。
見学の際にもマスク着用、距離をとるなど、引き続き感染症対策へのご配慮をお願いいたします。
本年6月より再募集を開始しておりましたが、
メイショウドトウの支援口数が満口となりましたので、受け付けを終了いたします。
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引き続きフォスターペアレント会員を募集しております。
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