今回のオリオンさんの報告は、診察結果になります。
既に引退馬協会様にはご報告しておりますが、オリオンさんが今月10日頃から急に首を上下に振り始め、歩行中は後ろ脚が時折踏み込めない症状を見せており、1日経過を観察していましたが症状が変わらなかったので、12日の朝に獣医師に診察をしてもらいました。その日の診断は、両目の視力低下(白内障)によるものか、首の筋肉低下から老化による頸椎の神経障害を疑っておりますが、念の為血液検査から行いました。血液検査の結果は問題なく、順を追って今後原因を追究していくことになりました。幸いに食欲は変わらず3食とも完食しており、朝の5時から夕方3時までの放牧は継続しております。目が見えなくなっているので普段より疲れると思うので、放牧時間を調整しながら回復に努めていきたいと思っております。
幸い食欲は変わらず3食とも完食しており、朝の5時から夕方3時までの放牧は継続しております。目が見えなくなっているので普段より疲れると思うので、放牧時間を調整しながら回復に努めていきたいと思っております。
特徴や体調などを確認して、スタッフに寄り添って力強く歩く様子などをご覧になっていました。後日、その時の撮影した動画はHPに掲載される予定だそうです。(引退名馬HP)
ふと、向かいの放牧地に目をやると2頭のお母さんが様子を覗いていました。
オリオンさんには沢山のお友達と、支えてくれる皆さんがいるから安心なのだと思います。今後の診察結果などは可能性な限りご報告させて頂きたいと思っております。温かく見守っていただければと思っております。
本桐牧場さんから検査結果の報告がありました。
今朝(5月22日)、本桐牧場様よりトウショウオリオンのレントゲン検査の結果の報告がありました。
第5頸椎の骨折が見つかり、それによって、神経が圧迫され歩行の異常や首振りが発生しているとのことです。
骨折は治るとしても若馬とは違って時間もかかるだろうとのことです。
今の段階でできる治療はないとのことですが、命に別状はありません。
幸い、食欲はあり、顔の表情も明るいので、強い痛みがあるわけではないようです。
無理に走ったりさえしなければ、放牧をしてもよいとのことで、日常生活を見守っていただくことになりました。
これからもできる限り、オリオンの様子をお伝えしていきます。
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