鹿児島は春真っ盛り、日中はカラッとした爽やかな陽気が続いています。
サマーナイトシティは春を楽しむように毎日のんびりと過ごしており、馬着は夜間の気温が下がる日だけ着せるようにしていますが特に体調を崩すこともありません。食欲も旺盛で、グングン育つ青草の新芽を夢中になってムシャムシャしています。
今月、サマーナイトシティの暮らす放牧地に新しくセン馬が2頭仲間入りしました。新馬がサマーナイトシティに近づくと、今まで一緒に暮らしていた14歳のセン馬がサマーナイトシティを守るように間に入ってくるようになりました。
ただ、サマーナイトシティは14歳のセン馬がお気に召さないようで、ちょっと迷惑そうな顔をしています。その豊かな表情に驚きつつ、良い関係になればいいなと見守っています。
3月は放牧地の青草も少しづつ伸びてきました。ハイブリッドは青草をたくさん食べて元気いっぱいで過ごしています。
19日に項付近に痛みがあり、頬に腫れが出ていました。恐らく打撲で腫れが頬に降りてきたのだと思います。消炎鎮痛剤を塗布して様子を見ていたところ、現在は痛みも腫れもなくなりました。
群れのボスになったハイブリッドの放牧地に、3頭新しく仲間が増えました。なかなか群れに入れない子をお調子者が攻撃しようとすると、スッと間に入って新入りを守ってくれました。さすがボスになったハイブリッド。とてもかっこよかったです。
ハイブリッドのおかげで、今では新入りも群れに馴染んでくれました。
最近もギムレットーから、猛アピールを受けているハイブリッド。他の子と過ごしている時間が多いですが、撒き餌の時はギムレットーとも食べており、仲良くしています。
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上記は3月までの報告のため、記載はありませんが、4月9日(日)の朝、ホーストラストよりハギノハイブリッドが右後肢の飛節の怪我をして跛行しているとの連絡がありました。(情報はFP会員にメールで送信、その後会員専用ブログに怪我のお知らせと続報を掲載しました)
厩舎で舎飼いにするため、移動し、獣医師の診察を受けました。レントゲンの画像からは骨折は見当たらないとの診断を受け、痛み止めを投与していただきました。その後再度レントゲンを撮りましたが骨の異常はなく、腫れと発熱があることから細菌感染の疑いで抗生剤を投与しました。
その後順調に回復し、熱は下がり腫れも引いてきたので、そろそろ以前の放牧地へ戻ることを検討しているとのことです。
今回の怪我が大事に至らず、本当によかったです。
適切なケアをしてくださったホーストラストのスタッフの皆様に感謝いたします。
ハギノハイブリッドは競走馬として、引退後は種牡馬として活躍していました。とてもおとなしい性格で、種牡馬時代は新人スタッフさんが担当されていたそうです。穏やかな余生を過ごせるように、ハギノハイブリッドの会員さんを募集しております。よろしお願いします。
ハギノハイブリッドがFHになった経緯
制限を設けて再開しています。見学を希望される方は直接ホーストラストにお問い合わせください。
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