アサクサデンエン
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「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」の受け入れ対象馬として、引退馬協会のフォスターホースとなったアサクサデンエン(26歳)とザッツザプレンティ(5月26日で満25歳)。2頭の近況報告をこちらのブログでお届けします。
※現在、熊本県と十勝地方(帯広市・清水町)で馬インフルエンザの発生が確認されています。今月の取材はゴールデンウィーク中に行いましたが、感染防止対策として「1.手指や靴裏の消毒を励行」「2.原則として厩舎や放牧地には入らない」「3.馬と距離をとっての撮影」に留意しながら取材を行っています。
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緑に囲まれた厩舎
隣では田植えの準備も始まりました
アサクサデンエン、ザッツザプレンティは変わりなく元気に過ごしています。
南幌RPは水はけの悪い場所にあり、先月のご報告では泥んこまみれの“やんちゃ坊主”のようでしたが、やっと地面も乾き(お世話している)松井さんたちの負担も少しは軽くなったようです。馬たちは馬房掃除の間(7時~10時頃)だけ数頭のグループで放牧に出されていますが、4月に入り暖かくなってきたのでアサクサデンエン以外は馬服を着せずに放牧しています。
アサクサデンエンは馬体が少し痩せている(皮下脂肪が薄い)ので、薄手の馬服を着せて放牧していますが食欲は旺盛。新緑に覆われた放牧地の奥まで動き回って青草をモリモリ食べています。
松井さんによると「年齢なりに体に衰えは出てきていますが、今年は脚の浮腫みも軽度でコンディションは良好」とのことです。
ヘラクレス(へーちゃん)と2頭の放牧地で青草食べ放題
一心不乱に青草をモリモリ食べる
[動画]青草をモリモリ食べるアサクサデンエン
地面は乾いてもゴロゴロ好きは変わりません
4頭で放牧されているザッツザプレンティは元気いっぱい。以前は他の馬からいじられることも多かったですが、上手く立ち回っています(世渡り上手になった?)。
松井さんによると「最近は同じ鹿毛のサウスキングバードと一緒にいることが多く、ちょっかい出したり出されたりで相撲(プロレスごっこ)をとっています」とのことです。
サウスキングバードと遊ぶザッツザプレンティ
[動画]こちらを見つめるザッツザプレンティ
背にはゴロゴロ好きの証拠が...!
厩舎には春の訪れを告げるツバメが今年もやって来ました。厩舎周辺では(自然繁殖している)キタキツネの姿も見られるようになりました。
ゴールデンウィークも終わり、過ごしやすい初夏を迎えます。馬インフルエンザの流行が気になりますが、南幌RPは乗馬会員様や観光客が訪れる乗馬クラブなので、馬との接触やふれあいを禁じておりません。ビジターレッスンや引き馬体験も変わらず行っていますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。(手指消毒などの防疫対策にご協力ください)
[動画]今年も厩舎にツバメが帰って来ました
お散歩中のチャーリー・グレイとキタキツネの姿も
舞とチャーリーとキツネ
タンポポとノーブ・グレッツェント
赤と緑のコントラストが映える厩舎(何か視線を感じる…)
南幌ライディングパーク http://www.nrp-2007.net/
[フォスターペアレント]
2025年5月16日現在
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