アサクサデンエン
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「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」の受け入れ対象馬として、引退馬協会のフォスターホースとなったアサクサデンエン(26歳)とザッツザプレンティ(25歳)。2頭の近況報告をこちらのブログでお届けします。
※今春、熊本県と十勝地方(帯広市・清水町)で馬インフルエンザの発生が確認されました。幸いにして日高・胆振地方での発生は確認されず、競走馬のふるさと案内所が要請していた「牧場見学の自粛」も8月1日に解除されました。今後も感染防止に留意しながら取材を進めていきます。引き続き、牧場見学時の感染防止対策にご協力をお願いいたします。
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南幌町の南幌ライディングパークで暮らすアサクサデンエン(26歳)とザッツザプレンティ(25歳)。
農業が基幹産業の南幌町では“収穫の秋”を迎え、田畑では忙しそうにトラクターやコンバインが走り回っています。日中の最高気温が20℃前後と快適な季節になり、2頭は元気に過ごしています。
アサクサデンエンは草木のある放牧地にサウスキングバード、舞君の3頭で放牧されています。今年はサシバエが多く、この時期になっても活発に活動しているので、フライシートと虫除けのバンテージを脚元に巻いて対策しています。
以前のアサクサデンエンは、草を食べている時に人が近づくと「僕のご飯が狙われてる?」と耳を絞って威嚇することがありましたが、今は人が近づいてもそれほど威嚇しません。どうやら人の動きより舞君の動きを気にしているようです。
舞君はいじめっ子という性格ではないのですが、重種の血が入った巨漢。大きな体でじゃれて来るので相手をするのが大変。
「遊ぼうよ~」とデンエンに迫って来る舞君の“圧”に気圧され気味。「勘弁してよ…」と受け流しているデンエンですが、これも良い運動になっているようです。
[動画]舞君から逃げるアサクサデンエン
ザッツザプレンティはこの日は5頭で放牧されていましたが、いつもポンコ(チョウインパクト)と一緒にいたので、5頭グループの中に入っても2頭で行動していることが多いようです。
夏場は暑くてフライシートを脱いだり、破いたりすることがありましたが、涼しくなったのでザッツもフライシートと虫除けバンテージでサシバエ対策をしています。
[動画]5頭の放牧地になっても相方とのコンビは継続/ザッツザプレンティ
完璧なサシバエ対策にて放牧中
9月は10組ほどの見学者が来場しました。体験乗馬をする観光客は競馬に疎い方が多いのですが、G1レースの中でも菊花賞や安田記念のネームバリューは高く「そんなすごい馬なんですか!」と驚かれるそうです。
秋の行楽シーズンに南幌町を訪れることがありましたら、ぜひ2頭に会いに来てください。
南幌ライディングパーク http://www.nrp-2007.net/
[フォスターペアレント]
2025年10月14日現在
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