日差しは強かったのですが、リカコの放牧地は風が吹くと涼しく感じました。
サックは受胎したので本場に戻り、現在はミラキュラスと2頭で過ごしています。食欲もあり、とても元気に過ごしています。
リカコは、放牧されると直ぐに水溜りに直行して、激しく水遊びを始めるそうです。
水溜りが大きくなると、火山灰を入れて埋めるのだそうですが、また掘り始めていい具合の水溜りを作成するそうです。
リカコは馬服が嫌いな為、フライシートは着せていません。毎朝ハッカ油を掛けてもらっているそうですが、長時間は効かないそうです。この日も、アブがいたので偶然持っていた虫よけを、許可をいただき塗ったのですがリカコは嫌がり、片側しか塗れませんでした。因みに、ミラキュラスはとても大人しく塗らせてくれました。
美味しそうな青草が沢山生えている場所から、あまり草が生えていない場所へ移動する2頭。沖田さんに伺うと、穀物の”稗”を食べているそうです。稗は種を撒いているのではなく、稗の種は何年たっても地中で保存されるらしく、数年後にいきなり生えてくる事があるそうです。そして翌年には、生えなくなるとの事です。食べても体に悪いことはないそうです。
今年生れた仔馬達の離乳が始まります。ミラキュラスは昨年同様、「ミラキュラス保育園」の保母さんの仕事が始まります。暫くは、リカコが隣の放牧地で別な牝馬と一緒に過ごします。リカコは1頭の馬だけを溺愛するので、保母さんには向かないそうです。
繁殖シーズンが終わりましたので、エアリカコの見学が解禁になりました。見学できるのは引退馬協会の会員に限らせていただいております。見学に際しましては、
1)訪問の前日までに直接牧場へ電話予約してください(会報に連絡先を記載しています)
2)見学時にはマスクを着用してください
3)少人数でご来場ください
4)お話しするときは距離を保ってください
5)風邪症状のある方は見学をご遠慮ください
尚、予定の変更があるときは早めにご連絡ください。
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