「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」(中央・地方重賞の勝ち馬)の適用を受け、フォスターホースの仲間入りしたナムラタイタン。今年3月に社台牧場さんへ移動、5月15日より会員様向けの見学を開始しました。
今月のレポートでは見学ルールなどの情報を中心にお届けします。
ナムラタイタンがくらす社台牧場は、JR白老駅から東に4.3km、JR社台駅からは西に2.7kmほどの場所にあります。
ランドマークとしては「競走馬のふるさと案内所胆振連絡センター」(胆振軽種馬農業協同組合)が近くにあります。
「胆振連絡センター」は土日祝以外の9:00〜16:30(12:00〜13:00はお昼休み)に開館していて、胆振地区や日高地区の牧場見学案内などを行っています。一般が使用できるトイレもあるので、こちらでトイレを済ませておくのもいいかもしれません。
「胆振連絡センター」では、以前は道路を挟んだ場所に日本軽種馬協会胆振種馬場があり種牡馬の見学も行っていましたが、現在は種牡馬の繋養は終了。施設は輸出入馬の検疫所となっているので立ち入り禁止となっています。
国道235号から北に300mほど進んだ突き当りに「←社台牧場」の看板があり、左折して砂利道を300mほど進んだ場所に社台牧場の正門があります。砂利道に沿って一辺100m(一町歩)ほどの放牧地が2区画あり、現在ナムラタイタンは奥の放牧地で過ごしています(放牧地の草が少なくなったら、手前の放牧地に移動することも考えているそうです)。
見学者用の黒いベンチが用意してあるので砂利道沿いに車を停めます。放牧地の東側と北側が見学エリアになります。
突き当りには「立ち入り禁止」の看板が立ててありますので、ここから先(厩舎・住宅の敷地内)には入らないようお願いします。
見学ルールについて
・見学は要事前予約(※申込方法は本ページ下「見学について」の項目を参照ください)
・見学時間:年中無休10:00〜16:00
・当日は指定の場所に車を停め自由見学(牧場の方への挨拶等は必要ありません)
・トイレは利用できないので事前に済ませておいてください
・ナムラタイタンを触ったり、持ち込んだエサを与えることは出来ません
・缶コーヒーなど飲みながらベンチでのんびり過ごすのも可能ですが、ゴミは必ずお持ち帰り下さい
将来的なルール変更もあるとは思いますが、まずはこの形で見学をスタートいたしました。
元気に過ごしています
青草の緑も鮮やかな季節になり、ナムラタイタンは元気に過ごしています。
4月15日には対面の放牧地に養老牝馬2頭(20歳、18歳)が移動して来ました。久々に牝馬を目にして、元種牡馬の血が騒いだのか3日間ほどテンションが高かったのですが、現在は落ち着いています。目線の先に馬がいることで仲間意識も感じているようです。
この時期、養老牝馬は24時間放牧を行っていますが、ナムラタイタンは7:00〜16:00頃まで放牧を行っています。朝一に牧柵に吊った飼い葉を食べた後は、一日中放牧地の青草を食んでいます。
4月27日には削蹄を、5月11日には歯の検査を行いました。喉の下に瘤状のしこりが出来ていますが、良性のもので健康には支障ないとのことです。
引き手を付けてポーズ!
立ち姿を撮影
【産駒も活躍しています!】
ナムラタイタン産駒はこれまでに4世代がデビューしています。産駒数は多くありませんが、地方競馬で活躍したサウスヴィグラスの仔らしく、4年続けてアーニングインデックスは1.00を超え堅実な成績を挙げています。
今年早々に名古屋記念を制したブンブンマルほか、全国各地で頑張っているナムラタイタン産駒にも応援よろしくお願いします!
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