テンセイフジ
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※現在、熊本県と十勝地方(帯広市・清水町)で馬インフルエンザの発生が確認されています。6月現在、日高・胆振地方での発生は確認されていませんが、感染防止対策として「1.手指や靴裏の消毒を励行」「2.原則として厩舎や放牧地には入らない」「3.馬と距離をとっての撮影」に留意しながら取材を行っています。
浦河町の小葉松牧場で余生を送るフォスターホースのテンセイフジとナムラシゲコ。2頭は5月に揃って満23歳の誕生日を迎えましたが、変わりなく元気に過ごしています。
放牧地の青草も草丈が伸び、山の斜面の放牧地も緑に覆われてきました。
緑が濃い放牧地
山の斜面の放牧地も緑に覆われています
過ごしやすい気候にモーモーもご機嫌
現在は5時30分~16時30分まで放牧されていますが、2頭は朝一には斜面の放牧地まで足を伸ばして草を食んでいます。
小葉松牧場は山奥にあるので夏場は家畜の血を吸うアブやサシバエに悩まされますが、この時期はアブの姿も見えません。気温も20℃前後と過ごしやすく、2頭はいつもの付かず離れずの距離感で草を食んだり、ゴロゴロ寝転んだりと春を満喫しています。
気持ち良さそうに寝転がるテンセイフジ
5月6日に満23歳の誕生日を迎えたテンセイフジ。風が心地よいこの日は到着時から30分以上放牧地で寝転がって心地よさそうに過ごしていました。
とねっこ時代を含めれば、この放牧地で18年以上過ごしていることになり、時折いびきを立てながら寝る姿には“実家で過ごす安心感”を感じさせます。
無防備な寝姿は“実家の安心感”でしょうか
ぼたもちフジ魅惑のヒップ
嘶くシゲコに促されて起き上がるフジ
換毛期も終え毛づやも良好
過ごしやすい気候で眠そう?
食欲旺盛
5月12日に満23歳の誕生日を迎えたナムラシゲコは周囲の気配に敏感なタイプ。
この日は寝転がるテンセイフジの近くに佇んでいましたが、今にも寝落ちしそうに膝カックン(ジャーキング)しながら眠気と戦っていました。長回しで動画を撮影したので、ぜひご覧ください。
* * *
小葉松牧場さんで暮らすフォスターホース2頭は最近まで繁殖生活を送っていたので、現役生活を送っている競走馬が何頭もいましたが、テンセイフジの仔・モーモーレッド(牝5歳)は登録を抹消したので現役馬はいなくなりました。
【ナムラシゲコ産駒】
ナムラカミカゼ(牡8歳)、ナムラエヴァ(牝5歳)、ナムラロビン(牡3歳)が現役。JRAで3戦して未勝利だったナムラロビンは笠松競馬場に移籍、新たなスタートを切っています。産駒たちへの応援もよろしくお願いいたします。
見学希望日の1週間前までに要予約。
詳細は引退馬協会にお問い合わせください。
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