フォスターホース紹介 FOSTER HORSE INTRODUCTION

ナムラシゲコ

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撮影:朝内大助

プロフィール

生年月日 2002年5月12日 
性別 牝馬
毛色 鹿毛
生産地 北海道・門別
生産者 いとう牧場
血統 父・エンドスウィープ(USA) 母・ケイジヨイナー
所属厩舎 栗東・野村彰彦 厩舎 
生涯成績
  • 21戦1勝
主な産駒 ナムラビクター 2014年 アンタレスステークス(G3)1着(JRA7勝)
ナムララオウ(JRA3勝)
ナムラアラシ(JRA7勝)
ナムラカミカゼ(JRA3勝)ほか
詳細情報 https://www.jbis.or.jp/horse/0000737630/
繋養先 小葉松幸雄牧場(予定)
見  学

フォスターホースになった経緯

ナムラシゲコ(21歳)は、競走馬時代の成績はJRA21戦1勝。競走生活引退後は繁殖入りし、2014年 アンタレスステークス(G3)勝ち馬のナムラビクターのほか、ナムララオウ(JRA3勝)、ナムラアラシ(JRA7勝)、ナムラカミカゼ(JRA3勝)など多くの活躍馬を送り出してきました。また、ナムラシゲコの半兄には1994年NHK杯(G2)など重賞4勝を挙げ、1996年の日本ダービー(G1)で番人気に推されたナムラコクオーがいます。


馬体はまだまだ若々しいのですが、子宮の状態が良くないこともあり、繁殖を2022年シーズンを最後に繁殖を引退。現在は日高町にある生まれ故郷のいとう牧場分場で過ごしています。
「(ナムラシゲコの)行き先を探している時、ナムラコクオーがお世話になっていた土佐黒潮牧場様に相談したところ引退馬協会様をご紹介頂きました」(いとう牧場 伊藤正継代表)
シゲコという名は先代オーナー(故奈村信重氏)のお母様の名前から取ったもので、現オーナー(奈村睦弘氏)にとっても思い入れがある馬とのこと。引退馬協会に譲渡したいという伊藤代表の提案を快諾していただきました。兄のコクオーが妹のシゲコの行先を繋いでくれたということかもしれません。

このご縁から、ナムラシゲコは「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の条件(引退繁殖馬)を適用し、フォスターホースとして受け入れることが決まりました。
ナムラシゲコは、気性は少しキツめで放牧地を豪快に走り回るお転婆さんとのこと。元気いっぱいです。現在は仮預託先として、いとう牧場様にお預かりいただいていますが、同時期にフォスターホースとなったテンセイフジとともに小葉松幸雄様の牧場に繋養予定です。

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