テンセイフジ
情報を探す
※今春、熊本県と十勝地方(帯広市・清水町)で馬インフルエンザの発生が確認されました。幸いにして日高・胆振地方での発生は確認されず、競走馬のふるさと案内所が要請していた「牧場見学の自粛」も8月1日に解除されました。今後も感染防止に留意しながら取材を進めていきます。引き続き、牧場見学時の感染防止対策にご協力をお願いいたします。
全国的に暑い日が続き、北海道では7月24日に北見で最高気温39.0℃を記録するなど暑い日が続いています。
太平洋に面した日高・胆振地方は北海道の中では比較的涼しい地域になりますが、道民にとっては25℃を超えると本州の30℃感覚。エアコンの普及率も低いのでバテバテです。フォスターホースを預託している牧場では放牧時間を調整するなど猛暑対策を考えながらお世話しています。
浦河町の小葉松牧場で余生を送るフォスターホースのテンセイフジ(23歳)とナムラシゲコ(23歳)は猛暑の中でも食欲旺盛、元気に過ごしています。小葉松牧場では猛暑対策として7月中旬から放牧時間を早め、3時~8時頃まで放牧。昼間は厩舎で休み、夕方16時~20時頃まで再放牧しています。
この日は朝の収牧時間に訪問させていただきましたが、小葉松牧場は山奥にありアブが多いので、暑さよりもアブが辛そうな2頭でした。
放牧や収牧では(私はテンセイフジが相手を立てて一歩引いていると見ているのですが)威張っているナムラシゲコが先になります。
小葉松さんの姿を見るとナムラシゲコは「ブブブー(早く入れて)」と鳴きながら木戸口まで駆けて来ます。
厩舎に戻ると朝ご飯(朝飼い葉)が待っています。
2頭は食欲旺盛で飼い葉をモリモリと食べ、暑い時間帯は馬房で静かに過ごしています。
例年通りなら北海道の猛暑が続くのも後1ヵ月余り…体調に気をつけながら暑い夏を乗り越えてもらいたいですね。
* * *
小葉松牧場さんで暮らすフォスターホース2頭は最近まで繁殖生活を送っていたので、現役生活を送っている競走馬が何頭もいましたが、テンセイフジの仔・モーモーレッド(牝5歳)は登録を抹消したので現役馬はいなくなりました。
【ナムラシゲコ産駒】
ナムラカミカゼ(牡8歳)、ナムラエヴァ(牝5歳)、ナムラロビン(牡3歳)が現役。JRAで3戦して未勝利だったナムラロビンは笠松競馬場に移籍、新たなスタートを切っています。産駒たちへの応援もよろしくお願いいたします。
見学希望日の1週間前までに要予約。
詳細は引退馬協会にお問い合わせください。
どの馬を選んでいいかわからないという方は
「フォスターホースを特定しない」フォスターペアレント会員になっていただくと
フォスターホースを特定せず、すべての馬に対してご支援いただけます。
フォスターホース支援状況はこちらからご覧ください。→フォスターホース支援状況
Support
引退馬の余生のご支援をお願いします
フォスターペアレントとして引退馬の余生をご支援いただける方を募集しています。
お問い合わせからご連絡ください
Donation
あなたにできる方法で
引退馬を守る・支える
「引退馬を守りたい」そういった方に、様々なご支援をいただいております。
1頭でも多くの馬を支えるためには、あなたのご支援が必要です。
会員や寄付、買い物など、あなたにあった方法でご検討ください。