2021年1月22日
トクちゃんから近況報告と写真が届きましたので、横浜支部の曽根がお伝えいたします。
ここのところは寒い日と暖かい日があり、気温差が激しくなっています。雨がほとんど降らないので馬場は乾いています。強い北風が吹く日も多かったのですが、取材をした1月21日の日中は12~13℃あり、風もほとんど吹いていなかったので馬着なしで放牧できました。暖かい日にはコバエが出てきて運動して汗をかいた馬にたかるので嫌がられています。
ハリマブライト
今回は預託している乗馬倶楽部イグレットのポニークラブの会員さんでハリマファンのお子さんとのツーショットが届きました。おとなしいハリマがご兄弟ともに大好きだそうで、ハリマも頭に顔を乗せたりして仲良くしています。
腰回りに痛みがある様子や球節が落ちているのは変わらず、自由人(敷地内を引き手なしで自由に歩き周れる)放牧からの帰りに他の馬たちと一緒に走ったりすると、ガタガタとして辛そうなのを見かけることがあるそうで、引き続き治療を続けています。
お尻にできている皮膚病も、膿が溜まったところが瘡蓋で塞がれた上に毛が生えてくるのでなかなか治療し辛く、免疫力が落ちて快復しにくくなっていることもあるせいか、抗酸化作用のあるアスタキサンチンも追いつかない状況です。
その他は健康状態も良好で食欲もしっかりあり、防止バンドを着けている効果でさく癖も収まっており、疝痛を起こすことはないそうです。
今年5月には満26歳。フォスターホースになって23年になります。6年近くハリマのお世話をしてくれているトクちゃんによると、ここ数年は冬毛が長くなり、背中の肉も落ちて、歩く時に前のめりになっているのを見ると、「年を取ったなぁと感じることがあります。」とのことです。
ピーエムイレブンくんから激励の鼻でのご挨拶。
気持ちはまだまだ「魔性の女」です。
コアレスピューマ
食欲も旺盛で運動もしっかり!変わりなく元気に過ごしています。
今年4月に満17歳になります。元気があり余って放牧ではっちゃけている時などはまだまだ若々しさを感じ、この年齢になるとそろそろ体毛に白いものが混じってくる馬もいますが、ピューマのいつも艶々と光っている青鹿毛の馬体には体調の良さが表れています。
最近は新型コロナウイルスの感染が再拡大している影響で訪ねてくる会員さんが少なくなっていますが、筑波大学の方々が行なわれた「曳馬による教育的・社会的効果に関する研究」のモデルとして大活躍しました。
ルックトゥワイス
変わりなく、順調に過ごしています。
最近はウォーキングマシンとフリー運動、障害飛越のトレーニングがメインになっています。取材した21日はS先生がいらして、フリージャンプの練習をしたそうです。相変わらずきれいなジャンプを見せ、益々上達しているとのことでした。
以前のような気性の強さが出ることもほとんどなく、夏には虫が嫌で引いている人間より前に行こうとしていましたが、今はとてもおとなしく歩いてくれます。
見学・訪問について
※新型コロナウイルスの第三波による感染拡大防止の為、見学・訪問の際は以下のことをお願いいたします。
1)見学・訪問は引退馬協会に会員登録のある方のみとなります。
2)前日までに直接へ電話予約してください。乗馬倶楽部イグレット:0478-59-1640
予定の変更があるときは早めにご連絡ください。
3)見学時にはマスクを着用してください。
4)少人数でご来場ください。
5)お話するときは距離を保ってください。
6)風邪のような症状のある方は見学をご遠慮ください。
7)必ず事務所に立ち寄ってから見学をしてください。
みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
ハリマブライト・コアレスピューマ・ルックトゥワイスの余生を支えてくださるフォスターペアレント会員さん募集中!!
2021/1/22日現在
ハリマブライト 48名 35口 残30口
コアレスピューマ 31名 19口 残46口
ルックトゥワイス 26名 19.5口 残45.5口
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