コアレスピューマ
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乗馬倶楽部イグレットで過ごすフォスターホース、コアレスピューマ(21歳)、ルックトゥワイス(12歳)、クレスコグランド(17歳)、タービランス(12歳)、ブラックバゴ(13歳)の近況をお届けします。

12月上旬、取材に訪れた日は香取市の最低気温がマイナスを記録、最高でも10℃を下回る寒い日でした。その数日前には20℃を超えることもあったので、この日はとくに冷え込みを感じました。
クラブハウスに入ると、かわいい茶トラの猫さんが出迎えてくれました。大きな耳、美しい金色の瞳。銀色の小さな鈴を首に付けています。名前はグリ。まだ子どもで体は小さいですが、落ち着いた身のこなしで堂々とした雰囲気。とても人懐こい男の子です。
グリくんは三兄弟の長男(リーダー格)で、グラ(女の子)、シャア(男の子)と一緒に、イグレットへやって来ました。


仔猫たちはまだ外には出ていませんが、いずれ厩舎にも顔をのぞかせ、馬たちと交流していくことと思います。ネズミ捕りが得意だったチャップくん(2025年7月永眠)のように、睨みを利かせるスーパーキャットになれるかな? 成長が楽しみですね。

食欲旺盛でよく食べ、よく動いて元気に冬を迎えました。
今年はふれあいイベントで会員さんたちとリーディングを行うことはありませんでしたが、定期的に運動も行い、乗馬としてのスキルも鍛錬しています。来年のイベントでも活躍してくれることと思います。
この日は馬場でフリーラン。指示に従って歩様を変え、向きを変えて軽快に馬場を回ります。冬毛が伸びてきていますが毛艶もよく、青鹿毛の漆黒の馬体がキラキラ。体調のよさがうかがえます。

フレグモーネを発症した左前肢もその後は問題なく、再発もありません。来年は明け22歳となります(誕生日は4月)。高齢馬と呼ばれる年齢ですが、見た目も表情も若々しく、ますます元気なピューマです。
[動画]洗い場でお手入れを待つコアレスピューマ
人の会話にも耳を傾けるピューマくん




変わらずイケイケ、天真爛漫に過ごすルックトゥワイス。生牧草のプレゼントをいただき、おいしそうに食べていました。ありがとうございます。
また別の日にも生牧草のプレゼントをいただきました。ありがとうございます。フレッシュな牧草の箱を前にして、ルックは大興奮。大喜びの表情をどうぞ!


いつでもマイペースなルック。父ステイゴールド譲りの小柄でスリムな体つきも変わらず、いつもどおり快活に過ごしています。来年は午(うま)年。馬たちにとって飛翔の年ですが、リアルに飛び跳ねるのはほどほどに!
[動画]乾草を味わうルックトゥワイス(クレスコグランド乱入!)
のんびり乾草を食べていたら…


FP会員さんからクレスコグランド宛にクリスマスプレゼントが届きました。馬のおやつと別便でニンジンも。お気遣いありがとうございます。
さっそく、代表におやつを食べさせてもらったクレスコくん。おいしそう! よかったですね。

体調は問題なく、元気に毎日を過ごしています。取材に訪れたときは、目の上や鼻筋に擦り傷が。遠目には目立ちませんが、近くで見ると線状の傷がわかりました。放牧時にやんちゃな自由人*たちと遊んだりしたときの名残りでしょうか。
クレスコくんは自由人たちに絡まれて興奮し、立ち上がることがあります。大柄なので、前肢や頭がとても高く上がり、なかなかの迫力。勢い余って牧柵を破壊することも過去にありました。天然おっとりさんのクレスコくんですが、“破壊王”“破壊神”とも呼ばれる父タニノギムレットの血を確かに受け継いでいるようです。傷はきれいに治りましたが、くれぐれも怪我をしないよう、落ち着いて行動してほしいものです。
*自由人…敷地内を自由に歩くことを心得、放牧時は思い思いの場所で過ごす馬たちのこと、またそのようす。イグレットさん独自の表現です。
[動画]クレスコグランド 馬房の窓からご挨拶
朝飼い後ののんびりした時間



馬の蹄は、もっとも厚い蹄尖(ていせん/蹄の先端)で、厚み約10mm。蹄側(ていそく/蹄の側面)、蹄踵(ていしょう/蹄の後ろ部分)はもっと薄くなります。蹄は1ヵ月で約10mm伸び、一般的に削蹄は35〜40日ごとに行われます。蹄にトラブルがあると、治療にも時間がかかります。患部を保護しながら伸びるのを待ち、状況に応じて蹄を整え、投薬や塗り薬も併用していきます。
タービランスの蟻洞(右前)も、完治にはまだ少し時間がかかりそうです。保護しながら蹄ケアのためのサプリメントも食餌に混ぜて与えています。蹄に荷重をかけないほうがよいのですが、適度な運動も必要です。運動は控えていますが、放牧に出て体を動かしています。気分転換にもなっているようです。
[動画]「ニンジン食べる?」タービランス
かわいい表情を見せてくれました
蹄以外は順調、お腹の調子もよく、元気です。
誇り高き、王様気質のタビくん。何事にも動じず、ひとりで冒険することも。ごはんを待っているときは後ろを向いていたりします(自分はガツガツしていないというプライド?)。でも、最近はなにげないときも、甘えるようなかわいらしい表情をよく見せてくれます。「カワイイ!」といわれるのは、やはりうれしいみたいです。
食欲旺盛、寒くなってきて、ますます活発に動いています。とても元気なバゴくんです。
馬服は鮮やかな紫色。タービランスとおそろいですが、黒鹿毛の馬体によく映えますね。どちらも馬格があるので、華やかでカッコいいです。

[動画]「ニンジン食べる?」ブラックバゴ
食べるの早っ!
大柄なバゴくんはよく食べます。そして、食べるのも早いです。“早食い王”クレスコくんと肩を並べられるぐらいかもしれません。でも、早食いは体によくないので、ゆっくり味わってほしいです。よく噛んで食べてくださいね!
[乗馬倶楽部公式サイト]
https://egret.co.jp/
[乗馬倶楽部イグレット発 SNS]
5頭のFHほかたくさんの馬たちのようすがアップされています。ぜひ下記からご覧ください。
instagram(uma_fantastictime)
→ https://instagram.com/uma_fantastictime?r=nametag
Facebook(乗馬倶楽部イグレット)
→ https://www.facebook.com/happyegret
※要事前予約
※引退馬協会の会報にも見学情報を記載しています
※見学・訪問は基本的に引退馬協会の会員を対象としておりますが、引退名馬繋養展示事業の適用馬であるルックトゥワイス、クレスコグランドは一般見学も可能です
会員見学 : 会員専用ページ、会報をご参照ください
一般見学 : 競走馬のふるさと案内所 乗馬倶楽部イグレットのページをご参照ください
https://uma-furusato.com/search_farm/1177.html
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