2023年9月30日｜しらさぎだより

しらさぎだより2023.09.30 しらさぎだより

2023年9月30日

コアレスピューマ

ルックトゥワイス

クレスコグランド

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しらさぎだより
2023年9月30日

9月下旬に乗馬倶楽部イグレットを訪れました。厳しい残暑もピークを過ぎ、少し涼しくなってきていたのに、この日はまた30℃超え。千葉県香取市の最高気温31.4℃。薄曇りでときどき太陽がぎらつき、とにかく蒸し暑い日でした。

イグレットでは柿が赤くなりつつありました
ポニーの松風、ネコのカイくん、後ろの栗毛はクレスコグランド

とくに悪いところがなくいつも健康状態良好で、穏やかでお利口さん。優等生と呼ばれているコアレスピューマですが、少し前から鼻の状態がよくないようです。

副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症で、この日も青っ鼻を出していました。膿が出ている状態なのでニオイもします。鼻が悪いと気分にも影響するのは馬も人も同じ。おとなしいピューマが、放牧中でも馬房でもやや落ち着きがなく、じっとしていませんでした。

漢方の薬剤で治療を続けているとのこと。蓄膿の症状はイグレットに来た頃（2016年9月）にもありましたが、その治療後は出ていなかったそうです。秋口に鼻腔の炎症が起きやすいのかもしれません。猛暑のあとの季節の変わり目は、鉄人ピューマもさすがにこたえたようですね。早くよくなりますように。

青っ鼻ピューマ
表情も曇り気味？

収牧を待つピューマ
［動画］コアレスピューマ季節の変わり目は…

前掻きして「早く帰りたい！」

鼻、お大事に！

あちこちに痒いところが出てきて、ルックトゥワイスはカイカイの状態が続いています。ここ数ヵ月ずっと悩まされている症状で、夏以降はとくに痒そうにしています。いろいろ調べてもはっきりせず、アレルギー症状と思われるのですが、原因がまだ特定できていない状態です。

食べ物、花粉、カビ、昆虫…とあらゆるものがアレルゲンとなり得るので、調べるのも大変です。いまは症状を抑えるために漢方の薬剤を用いて、様子を見ています。まずは、カイカイが早くおさまることを祈ります。

イグレットの沼田（曜）さんとルック
馬房掃除が進みません。曜さんやさしい！
［動画］ルックトゥワイス掻いて〜！

気持ちよさそうなニドミ（二度見＝Look Twice）ちゃんの変顔

メディア制作会社Creem Panさんによるウェブサイト『Loveuma.』の「引退馬コレクション」にルックが登場しました。
沼田代表がルックの推しポイントをご紹介。変顔、イケメン顔、二足歩行の画像もたっぷり掲載。魅力がいっぱいのページとなっています。ぜひご覧ください！

『Loveuma.』引退馬コレクション
　'19目黒記念をコースレコードで制したステイヤーは、思わず二度見な変顔名人に!?｜ルックトゥワイス

馬場に放牧に出ていたクレスコグランド。ゴロンゴロンもやり終えて、牧柵沿いを周回していました。
放牧時は敷地内を自由に歩く“自由人”たちが、グランドのまわりにやって来ます。ポニーの松風がグランドがいる馬場の近くにある柿を食べたくてうろうろ。柿は疝痛の原因にもなるため、馬たちが食べないように、色づきはじめた柿の実を沼田代表がとってくれました。

気が強くやんちゃで「ちんぴら」と呼ばれたりもする松風を、グランドは気に入っているのか、コミュニケーションに積極的。グルーミングをしようとしますが、松風はどうもその気になれないようす。松風はピューマやルックとよく絡んでいますが、グランドとはどんな関係なのでしょうか。また最近、自由人に加わったレオナルドもなかなか気が強いタイプで、この日はグランドのところで挑発行為。グランドも立ち上がって応戦していました。
天然なグランドは人懐こい馬ですが、その一方で馬に対してはベタベタせず、いつでもマイペース。でも、収牧が最後になったりして一頭になると、みんなが恋しくてうろうろ。寂しがり屋さんのようです。

松風くんは何を探しているのでしょう？
［動画］クレスコグランドと“自由人”松風たち

柿の木の下で

クレスコグランドと松風

“自由人”レオナルド（左）とクレスコグランド（手前）

そしてもう1点、クレスコグランドの動画があります。主役はイグレットですくすく育ったきょうだいネコ、兄のカイくん。走り回るグランドとクールなネコちゃんの温度差に注目してご視聴ください。

グランド（15歳）＆カイくん（1歳）
［動画］クレスコグランドを眺めるネコのカイくん

動画を撮る前にこんなシーンもありました

並走する2頭

「一緒に走ったよ！」

タービランス、通称タビくん。去勢手術から3ヵ月、猛暑もあって、少し痩せた体（去勢の後は体重が減る馬が多いそうです）がまだ戻り切っていないようですが、よく食べ、元気に過ごしています。

朝ごはんの時間に馬房に行くと、タービランスは栄養豊富な基本飼料を食べていました。よく噛んで、ゆっくり食べています。噛みごたえのある食餌を味わっているのでしょう。しっかり食べて、秋、そして冬に向けて体作りを！

よく噛んでよく食べるタビくん
［動画］タービランスの朝ごはん

完食しました！

放牧中のタービランス

体がやわらかい！

1）見学・訪問は基本的に引退馬協会の会員を対象としておりますが、
　引退名馬繋養展示事業の適用馬であるルックトゥワイス、クレスコグランドは
　　一般見学も可能です。

2）会員の方は、前日までに直接「乗馬倶楽部イグレット」へ会員種別とID番号を伝えて

　　予約してください。変更があるときは早めにご連絡ください。

　一般の方（ルックトゥワイス、クレスコグランドの見学）は、
　「競走馬のふるさと案内所」で見学情報をご確認の上、事前にご予約をお願いいたします。

3）場内へ入られる前に、必ず事務所にお立ち寄りください。
　ご訪問の際には会員ID証をお持ちいただき、受付で提示してください。

　会員ID証をお配りしていない賛同会員様はその旨を受付にてお伝えください。

4）馬におやつをあげる時には必ずクラブのスタッフの指示に従ってください。

5）感染症予防のため、ご来場は少人数で、お話されるときは距離を保っていただき

発熱のような症状がある方は見学をご遠慮いただくなど、

引き続き、感染防止対策に十分ご配慮ください。

ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

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7 11/7（木） 10月の近況報告

2023/9/30 現在

コアレスピューマ　40名　23口　残 57口

ルックトゥワイス　57名　38口　残 42口

クレスコグランド　25名　18.5口　残 61.5口
タービランス　20名　13.5口　残 66.5口

引退馬協会の会員登録がない方のための入会案内はこちら

既に引退馬協会会員の方は変更依頼フォームから

コアレスピューマ、ルックトゥワイス、クレスコグランド、タービランスの繋養先
「乗馬倶楽部イグレット」公式サイト

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Facebook（乗馬倶楽部イグレット）
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