2024年6月12日｜しらさぎだより

しらさぎだより2024.06.13 しらさぎだより

2024年6月12日

コアレスピューマ

ルックトゥワイス

クレスコグランド

タービランス

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しらさぎだより
2024年6月12日

初夏になりました。乗馬倶楽部イグレットの中庭も、いまは柳の葉が青々とし、カシワバアジサイが咲いています。

5月に撮影した画像です。すでにこの頃、カシワバアジサイのつぼみが大きくなっています

すでにSNSでお伝えしておりますが、3月に開催された「フォスターホースと過ごす日」のふれあいイベントのようすや沼田代表のインタビューなどをまとめた「サタデーステーション」の取材記事と動画が、テレビ朝日のニュースサイトに掲載されました。

【引退馬はどこへ行くのか】馬と暮らす人に訊ねた命との向き合い方

［2024/05/17 19:00公開］
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000349896.html

［動画］YouTube ANNNewsCHより

イグレット繋養の馬たちのほか、再就職支援プログラム29期生タッチワールドが乗馬として活躍中の広島県立西条農業高校馬術部も取材されています。

取材記事も動画も丁寧に構成されています。たくさんの方に、読んで、見ていただきたい特集です。

＊　＊　＊

ここからは、5月12日に開催された「フォスターホースと過ごす日」のようすをお伝えします。

つなぎ場でニンジンタイム

左からブラックバゴ、タービランス、マイネルミシシッピ、ノーブルマーズ、クリノダイスーシー

5月12日、乗馬倶楽部イグレットにて会員限定のふれあいイベント「フォスターホースと過ごす日」が開催されました。晴れ間がのぞく過ごしやすい曇り空のもと、32名の会員のみなさまがご参加されました。

イグレットのクラブハウスにて、沼田代表によるご挨拶からイベントが始まりました。プログラムが説明され、リーディング体験の希望者を募ると、多くの方が挙手されました。

続いて見学時の注意事項が伝えられました。馬を驚かせる原因となるため、傘、日傘は使用しないこと、フラッシュ撮影禁止など、牧場や乗馬クラブでの基本的なマナーをあらためて学びました。

たくさんの参加者に囲まれて

代表のご挨拶

メイン厩舎を見学

中央はクレスコグランド

一行はメイン厩舎へと移動し、馬房見学へ。コアレスピューマ、ルックトゥワイス、クレスコグランドの馬房前トークです。

担当はイグレットインストラクターの沼田曜さん。今回のテーマはフォスターホースたちの「馬房での過ごし方」。それぞれが自分の部屋である馬房をどのように使っているのか、そして馬たちの耳の動きや感情表現などについてのユーモアたっぷりに解説に、みなさま熱心に聞き入られていました。

久しぶりの大人数の参加に、馬たちもこちらの様子をうかがってキョロキョロとしていましたが、カメラを向けられるとみな決め顔で写真におさまっていました。

カメラに気づいたルック

グランドの両隣、ピューマとルックも登場します。

3頭ともサービス精神旺盛。お客さまへのふるまいを心得ています！

［動画］馬房前トーク　ワイルド？クレスコグランド

リーディングとお手入れ体験の前に、放牧のようすをみなさまに見ていただきました。

モデルはルックトゥワイス。たくさんのギャラリーに、ルックは大張り切り！　馬場を颯爽と歩いていました。

「ボクを見て！」超ご機嫌のルックです

［動画］ルックトゥワイス　キタキタキタ！

ルックを激写！

こちらはインカラム（再就職支援プログラム40期生）、愛称ロンちゃん

耳を絞るクセもご愛嬌、とてもキュートな表情を見せてくれます

その後、リーディング体験とお手入れ体験の2つのグループに分かれました。

馬場ではベテランのコアレスピューマがリーディングを担当し、インストラクターの渕上真帆さん（目白大学助教、一般社団法人コーチトラスト理事）のサポートと共に、引き手を持ってゆっくりから少し早歩き、カーブやジグザグ歩きを体験しました。初めての方からリーディング経験者の方まで、みなさまがスムーズに終えられたため、飛び入り参加も追加されました。

初めのうちは恐る恐る手綱を持って歩いていた方も、

「蹄が土を踏みしめる音や引き手から伝わる振動を感じてドキドキした」

「緊張して私のほうがうまく歩けなかった」と笑顔で話されていました。
一緒に歩きながら話しかけたり、表情をうかがったりして、ピューマと気持ちを通わせながら、みなさま楽しまれていました。

リーディング体験

引き手をしっかり握り、ピューマと一緒に馬場を歩きました

つなぎ場ではブラックバゴ、タービランス、マイネルミシシッピ、ノーブルマーズ、クリノダイスーシーが並び、それぞれの食の好みや馬房の使い方の違いについて解説がありました。その後、ブラッシングなどお手入れ方法の説明を受け、順番にお手入れを体験していただきました。

お手入れを受けている間、馬たちはとても気持ちよさそうな表情を見せてくれました。

左からブラックバゴ、タービランス、マイネルミシシッピ

左からマイネルミシシッピ、ノーブルマーズ、クリノダイスーシー

最後はお待ちかねのニンジンタイムです。みなさまはすっかり馬に慣れていただいたようで、自然に声を掛けたり優しく触れたりして、馬たちも嬉しそうに手のひらからニンジンをいただきました。

リーディング体験で頑張ったピューマにも、白湯・糖蜜*・塩・ふすまで作る栄養満点のふすまジュースのご褒美がありました。

ピューマは濃いめが好みとのこと。この日のふすまジュースは好みの味だったようで、前掻きをしながらワイルドに飲み、“美味しいポーズ”で飲む姿を見せてくれました。

*飼料として売られている糖蜜にはカカオ由来のカフェイン等が含まれている場合があり、競走馬や競技馬に与える際は必ず成分表をご確認ください。

濃いめがお好みのようです

［動画］ふすまジュースを飲むピューマくんを見学！ふれあいイベント／コアレスピューマ

前掻きをしてふすまジュースを催促するピューマ

美味しそうに飲むピューマを

みんなで見守ります

イベント終了後、クラブハウスで沼田代表からの挨拶があり、みなさまからは馬に関するご質問を多数お寄せいただきました。

また、今回はイベント終了時にWEBアンケートを実施いたしました。ご協力をいただいたみなさまからのお声を伺い、多くの方にご満足いただけたことにスタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

前回に引き続き、引退馬協会オリジナルグッズも多くの方にご購入いただきました。収益はすべて馬たちのために使用させていただきます。

このたびの「フォスターホースと過ごす日」が終始和やかなムードの中、スムーズに運びましたことに心よりお礼申し上げます。

皆さまの馬たちへの想いやご興味ご関心の深さに接しましたことは大変嬉しく、貴重な時間となりました。至らぬ点は反省し、今後の運営に活かしてまいります。

イベント限定オリジナルグッズのTシャツ、エコバッグ、FHマグネット、FH缶バッジのほか、

クリアファイルや『ナイスネイチャ写真集』を販売しました

5頭のフォスターホースすべて、三種混合のワクチンを接種しました。

また5月17日には全頭、装蹄がありました。

沼田代表は、取材時に必ず馬と一緒に写真を撮るのがお決まりということです。
ルックやグランドとも撮りたいところですが、屋外で長時間の撮影になると少し心配もあり、安定のピューマ頼みになってしまうそうです。
「ピューマくんには迷惑かもしれませんが、とても落ち着いて堂々としていてくれます」（沼田代表）

さすがベテラン！ピューマくん、これからもよろしくお願いします。

先日FP会員さんとご家族が来られたとき、ルックはずっとお尻を向けて、みなさんに代わる代わる、お尻掻き掻きをしてもらっていました。
初めはみなさんはルックを触っているだけでしたが、掻いてみると、耳はやや後ろを向きながらも（絞っていても）気持ちがよいのか、ルックはじっとしていました。

前ほど立ち上がったり、走ったりはなくなりましたが、相変わらずあちこちに興味が分散しているので、スタッフのみなさまが収牧時に工夫をされています。

まずは手を振ってグランドの興味をこちらに抱かせるところから始まりますが、すぐ違うほうに好奇心が行ってしまうとか。
ただ1ヵ所、集中するのがルックのいる場所。グランドはルックに自分のエサを取られないかと思っているようです。

日々の生活には問題はないのですが、たまに疝痛の兆候がでます。獣医師の先生を呼ぶほどでもなく症状は治まるのですが、先生に相談して、薬をもらって対応しています。

タービランスは大型馬なので、騎乗者の目線がかなり高くなります。ふれあいイベントでその素晴らしい眺めを会員のみなさまに体験していただけるよう、タビくんの騎乗体験ができるといいなと考えていました。しかし、今のところは厳しそうです。人が乗ることにとても神経質なのです。普段はおだやかなタビくんだけに、イグレットのスタッフさんもどうしたものかと考えているところだそうです。

報告が遅くなりましたが、4月17日に去勢手術を終えました。術後からとても落ち着いていて、予後も大変よい状態です。今ではいつもの生活に戻って毎日のスケジュールをこなしています。

たくさんの方がバゴくんに会いに来てくださったり、プレゼントをもらったりと、大人気です。ありがとうございます。

本部開催ふれあいイベント「フォスターホースと過ごす日」

次回は2024年7月7日（日）です！

詳細はこちら↓

本部開催【会員限定ふれあいイベント】2024年7月7日（日）「フォスターホースと過ごす日」参加者募集
夏の「過ごす日」恒例となっていた「一品持ち寄りバーベキュー」を再開！
いつもより早めの11時スタートとなります。みなさまのお越しをお待ちしております。

※会員限定、要予約。6月13日（木）予約開始

【乗馬倶楽部イグレット夏季営業について】

酷暑からの人馬保護のため、2024年7月1日（月）より9月初旬まで、乗馬倶楽部イグレットは夏時間営業になります。

それに伴い、フォスターホースの見学は正午まで、乗馬倶楽部イグレットの電話対応は7:00～12:00となります。

ご理解・ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

1）見学・訪問は基本的に引退馬協会の会員を対象としておりますが、
　引退名馬繋養展示事業の適用馬であるルックトゥワイス、クレスコグランドは
　一般見学も可能です。

2）会員の方は、前日までに直接「乗馬倶楽部イグレット」へ会員種別とID番号を伝えて

　予約してください。変更があるときは早めにご連絡ください。

　一般の方（ルックトゥワイス、クレスコグランドの見学）は、
　「競走馬のふるさと案内所」で見学情報をご確認の上、事前にご予約をお願いいたします。

3）場内へ入られる前に、必ず事務所にお立ち寄りください。
　ご訪問の際には会員ID証をお持ちいただき、受付で提示してください。

　会員ID証をお配りしていない賛同会員様はその旨を受付にてお伝えください。

4）馬におやつをあげる時には必ずクラブのスタッフの指示に従ってください。

5）感染症予防のため、ご来場は少人数で、お話されるときは距離を保っていただき

発熱のような症状がある方は見学をご遠慮いただくなど、

引き続き、感染防止対策に十分ご配慮ください。

ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

フォスターホースになった経緯

　コアレスピューマ　https://rha.or.jp/f/coreles_puma.html

　ルックトゥワイス　https://rha.or.jp/f/look_twice.html

　クレスコグランド　https://rha.or.jp/f/cresco_grand.html

　タービランス　https://rha.or.jp/f/turbulence.html

　ブラックバゴ（仮預託中）　https://rha.or.jp/f/black_bago.html

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7 11/7（木） 10月の近況報告

2024/6/13 現在

コアレスピューマ　37名　21.5口

ルックトゥワイス　54名　34口

クレスコグランド　25名　18口
タービランス　21名　15.5口

ブラックバゴ　13名　10.5口

引退馬協会の会員登録がない方のための入会案内はこちら

既に引退馬協会会員の方は変更依頼フォームから

クレスコグランドは

「ナイスネイチャ33歳のバースデードネーション」の受け入れ対象馬です。

タービランス、ブラックバゴは
「ナイスネイチャ35歳のバースデードネーション」の受け入れ対象馬です。

「ナイスネイチャ・バースデードネーション」活動報告・対象馬一覧はこちらから

コアレスピューマ、ルックトゥワイス、クレスコグランド、タービランスの繋養先
「乗馬倶楽部イグレット」公式サイト

［乗馬倶楽部イグレット発 SNS］
5頭のFHほかたくさんの馬たちのようすがアップされています。ぜひ下記からご覧ください。

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→ https://instagram.com/uma_fantastictime?r=nametag
Facebook（乗馬倶楽部イグレット）
→ https://www.facebook.com/happyegret

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