ひだか・ホース・フレンズさんに預託されているディープスカイ、メイショウサムソンの近況報告を北海道事務所の大柄がお届けします。
日高地方にも雪の便りが届きました。まだしっかりと積もってはいませんが、降っては解けてを繰り返しています。
元気に過ごしています。毛艶もあり、馬体の張りも体調が良いのがわかります。ディープスカイは栗毛ですが、差し毛が目立ってきました。個体差もありますが、年齢が増していくと差し毛も多くなってくると思います。因みに、ディープスカイは来年18歳になります。
訪問した日は、「ひだかうまキッズ」さんの見学がありました。小学生達が、馬の歴史・文化・仕事を「見る・知る・学ぶ」事を目的に、馬産地の様々な施設を見学に行っています。この日は、ひだか・ホース・フレンズさんの見学の日でした。皆さんルールを守り、真剣にスタッフさんの話を、メモを取りながら聞いていました。
ディープスカイは見学の最中、とても落ち着いていました。
馬の絵を描く時間をもらうと、多くの子供たちがディープスカイを描いていたそうです。栗毛の馬は人気があるようです。
外は雨が降っているため、厩舎での見学になりました。
見学が終わり皆さんが帰られた後に、スタッフさんと一緒に馬房の中でディープスカイの写真撮らせてもらいました。スタッフさんの手に残っているた人参の匂いを嗅いで「もしかして持ってない?」と探していました。
上の写真でも、見てわかるかと思いますが、ディープスカイの尻尾の毛は少な目です。これはカラスの巣作りの時期に、放牧地でボーとしている時間が多く、その間にカラスに抜かれてしまったからだそうです。やっとここまで増えてきましたが、来年の春にまた抜かれてしまうと思います。おっとりさんなディープスカイらしいです。
その後も元気に過ごしています。放牧地でもですが、馬房でもずっと食べているため、馬房の敷き料を麦稈から乾草に変わりました。麦稈は消化が悪いためです。
雨が降っていましたが、窓から外を見ている事が多かったです。外に出たかったのかもしれませんが、特に騒ぐことなく、大人しく見ているだけです。
サムソンの尻尾は量がとても多く、ふさふさしています。なぜカラスに取られないかというと、常に放牧地を歩き回り草を食べているからだそうです。放牧地でボーとすることはないそうです。
馬体もほぼ、元に戻っています。体も張りも毛艶もあり、調子が良い事がよくわかります。表情もよく、馬房の中でもよく動いています。
サムソンの馬房の中にも、入らせてもらいましたが、スタッフさんに遊んでもらっていました。
12月までの会員見学スケジュールが決まりました。。予約が必要ですので、申込方法や日時の詳細は会員専用ページでご確認ください。
見学の際にもマスク着用、距離をとるなど、十分ご注意の上見学をお願いいたします。
一般見学(含む、賛同会員)の見学お申込みについては競走馬のふるさと案内所をご覧ください。
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