2023年9月5日｜ホース・フレンズだより

ホース・フレンズだより2023.09.06 ホース・フレンズだより

2023年9月5日

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ひだか・ホース・フレンズさんに預託しているディープスカイ、メイショウサムソン、メイショウボーラーの近況報告を北海道事務所の大柄がお届けします。
鈴虫が鳴いていたり、トンボが飛び始めたり秋を感じるのですが、まだ暑い日があります。

ディープスカイは、皮膚にブツブツが出ているアレルギーですが、まだ完治していません。食欲もあり、毛艶も良く馬体に張りはあります。8月28日に伺ったのですがこの日も暑く、”北海道の暑さはお盆まで”と言われているのですが、気温が下がる事がないためと思われます。

↑寄ってくるディープスカイ
↓帰りたいのかな？

スタッフさんに挨拶をした時にメイショウボーラーの撮影用にと、切った人参をいただきました（メイショウボーラーは呼んでも寄ってこない事があるため）。袋に入れて放牧地の外に置いていたら、ディープスカイが気づいて人参が入っている袋をじっと見つめていました。（口は届かない場所に置いてあります）

「これ、人参じゃない？」

少しだけ、あげました（事前にスタッフさんから許可をもらっています）

奥にいるのは、メイショウサムソンです

現在、ディープスカイとメイショウサムソンの放牧地の隣接したところに重機が入っています。間に木が沢山生えていて重機は見えないのですが、音だけが聞こえていました。ディープスカイはその音が気になるようです。

「何も見えないけど、音が気になる」

この日はとても暑く、11時には厩舎に戻っていました。厩舎に帰る事が嬉しいのか、大人しく歩いていました。

放牧地の様子

メイショウサムソンは昨年の夏は問題なく過ごしていたのですが、今年の夏の暑さは気温が高くディープスカイと同じように、皮膚にブツブツが出ていました。他の馬達もですが、サムソンも毎日帰ってから洗ってもらいスッキリしているそうです。お手入れの最中に赤ちゃんダニ(とても小さな白いダニ）を見つける事もあるそうです。

この日は快晴でした

サムソンは放牧地に入るとすぐに砂地でゴロゴロする事が日課だそうです。すると右目に砂が入るらしく、涙を流している事があります。砂が入った目は洗浄してもらっています。

↑サムソンの放牧地の砂地

今年の日高は雨が少なく、放牧地が茶色くなっている牧場さんもあるようですが、ひだか・ホース・フレンズさんの放牧地は草が青々していました。

↓最近のお気に入りの場所
ディープスカイの放牧地に面している場所です

今年の夏は、暑さを避けるため放牧時間は短くなっています。サムソンも暑いのは嫌なのか、厩舎に戻ってくるとほっとしているそうです。普段は広い放牧地を歩き回り草を食べているのですが、今年の夏は歩き回る事も少なかったそうです。

良い表情です

隣の重機の音はサムソンも気にしているのか、近寄る事はないそうです。

厩舎に近い場所で過ごしています

放牧地の様子

メイショウボーラーはアブが苦手なようで、アブを振り払うために走っているそうです。そのため汗を多く掻き、厩舎に帰ってからの水浴びはとても気持ちよさそうにしているそうです。

全体的に栄養斑点が出ています
既に汗を掻いています

いつもは放牧地の外からの写真撮影なのですが、この日はスタッフさんが付き添ってくださり、放牧地の中での撮影が出来ました。襲ってくることはないのですが、まだ齧ってくることもあります。（本気噛みではないです）

スタッフさんに
「齧ったらダメだよ」と言われています

メイショウボーラーの鼻先はご覧の通り白いのですが、真ん中に筋が入っています。角度によっては桃にも見えます。いつもお世話してくださっているスタッフさんに教えてもらいました。

↓桃の様に筋が入っています

厩舎と放牧地の行き帰りでは、3頭の中で一番長い距離を歩いていますが、落ち着いて歩いていました。

「そろそろ帰る？」

肩のところにも栄養斑点が出ています

放牧地の様子

ひだか・ホース・フレンズさんのInstagramでは、3頭の様子が時々載っています。是非覗いてみてください。

11月までの会員見学スケジュールが決まりました。予約が必要ですので、会員の方（除く、賛同会員）は申込方法や日時の詳細は会員専用ページでご確認ください。
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