ナムラタイタン
情報を探す
白老町の社台牧場で暮らす4頭のフォスターホース、スズカコーズウェイ(3月22日で満22歳)、ナムラタイタン(5月20日で満20歳)、アドミラブル(3月23日で満12歳)、ティーズダンク(4月25日で満9歳)。コーズウェイの不整脈など健康面に注意が必要な馬もいますが、概ね順調で穏やかな日々を送っています。
白老町の海岸沿いは雪の少ない地域ですが、今年は雪が多めで取材日(2月上旬)は10cmほどの積雪がありました。馬の脚元を考えるとちょうどよい積雪量です。
フォスターホースの頭数が増えると共に、冬でもFP会員さんや見学者が多く訪れるようになりましたが、以前ご紹介した牧場入口の見学者用駐車場は積雪でぬかるみ、駐車できない状態になっています。そこで地面が乾く春先までは牧場敷地内まで車の乗り入れを可能としました。放牧地も増えたので、見学エリアも4頭が暮らす種牡馬厩舎前、タイタンとティーズダンクが放牧されている元育成厩舎前まで立ち入り可能としました。
 _re.jpg)
この日は除雪を行ない、敷地内のD型倉庫前に車が2~3台停められる臨時駐車場を確保してありましたが、今後は路面状況により駐車場所の変更もありますので、見学申込時にご確認ください。これからの時期は足元がぬかるみますので、長靴の着用を推奨します。
 _re.jpg)
 _re.jpg)
ナムラタイタンは元育成厩舎前にある放牧地でティーズダンクと並んで放牧されています。種牡馬を経験しているので朝一の放牧時には功労馬厩舎の牝馬が見える位置まで駆け寄って行き“馬っけ”を出すこともあるそうです。下痢気味なのを心配していましたが、整腸サプリ(クロノーブ)を与え、馬房の中でも馬服を着せて暖かくしています。今のところ体調に不安は無く、便の状態も良好です。
1月23日には削蹄を行ないました。現在の馬体重は548kgです。
 _re.jpg)
 _re.jpg)
[動画]放牧地で元気に過ごすナムラタイタン
 _re.jpg)
前回報告した、年末からのスズカコーズウェイの状態についてあらためて詳細を記します。(FP会員さんには早い段階でメールにてお伝えしています)
12月31日に元気がなく、往診の獣医師から不整脈との診断を受けました。その日は点滴を行ない、翌日には回復しました。獣医師の薦めで1月7日に社台ホースクリニックにて精密検査を行なう予定でしたが、診察を嫌がり暴れたので検査できませんでした。
その後の飼い葉食いや体温に異常はないので、当面は様子見しながら管理していく方針に決まりました。何かしら診察の役に立つよう、獣医師から聴診器の当て方を指導していただき担当のスタッフさんが日々記録しています。
いつでも放牧・収牧できるよう種牡馬厩舎前の小さな放牧地で過ごしていますが、スタッフさんによると「今回の件で自分の年齢を自覚したのか(今年22歳の高齢馬)、立ち居振る舞いが落ち着いてきた」とのことです。
1月23日には削蹄を行ないました。現在の馬体重は510kgです。
 _re.jpg)
 _re.jpg)
[動画]年齢を自覚?落ち着きが出てきたスズカコーズウェイ
 _re.jpg)
アドミラブルは種牡馬厩舎東側の大きな放牧地に1頭で放牧していますが、隣接する場所で行なっている土壌工事の重機に驚くことも無く、落ち着いて過ごしています。木戸口の角からコーズウェイの放牧地が見えるので、時折立ち止まっては目線を送っています。
アドミラブルには熱心なファンの方がいて、寒い中2時間近く見学を楽しんで行かれます。
1月23日には削蹄を行ないました。現在の馬体重は548kgです。
[動画]工事の音もへっちゃらなアドミラブル
 _re.jpg)
ティーズダンクは明け9歳とまだまだ若々しく活気に溢れています。150mほど離れた功労馬厩舎の牝馬を気にしている様子が微笑ましいです。蟻洞(ぎどう)を発症した前脚の状態も良好です。
ダンクの両首筋に四角い剃り跡があります。これは競走生活を引退後に仮移動していた栃木県のTAW在厩時から続けていることですが、一般社団法人コーチトラストさんの研究に協力して月に1回体毛を採取しているものです*。将来の馬の管理、医学等に役立つことと思います。誇らしいことですね。
1月23日には削蹄を行ないました。現在の馬体重は550kgです。
*競走馬の引退後の活動、活用、社会貢献などのサポートや研究をされている一般社団法人コーチトラストさんの研究に、ティーズダンクが協力しています。毛を採取して“幸せホルモン”“愛情ホルモン”とも呼ばれる「オキシトシン」を測定、競走馬引退後の生活でその数値がどう変わるのかを記録し分析されています。
2025年8月25日 ティーズダンク 近況のご報告(TAW在厩時)
https://rha.or.jp/f/new_fh/20250825_tsdunk.html
一般社団法人コーチトラスト 公式サイト https://coach-trust.com/
 _re.jpg)
 _re.jpg)

[動画]やっぱりお姉さんたちが気になっちゃうティーズダンク
【スズカコーズウェイ産駒】
スズカコーズウェイは昨年まで種牡馬生活を送っていたので、地方競馬を中心に多くの産駒が現役で活躍しています。昨年のプロキオンステークス(G3)を優勝した産駒のサンデーファンデーは今年も同レースに参戦。11番人気の低評価を覆し2着に健闘、馬連万馬券を演出しました。以前も紹介しましたが、本馬の母の父スマートボーイはダート1800mの条件で重賞5勝、5勝のうち4勝が馬連万馬券という“人気薄の逃げ馬”でした。今後もダート1800mに出走した時は注目してください。
※要事前予約
会員見学 :
一般見学 : 2024年後期にナムラタイタン、2025年後期にスズカコーズウェイが「引退名馬繋養展示事業」対象馬となり、一般見学を受け入れています
詳細は競走馬のふるさと案内所 社台牧場のページ
https://uma-furusato.com/search_farm/1484.htmlをご参照ください
* * *
ナムラタイタン、ティーズダンクは
「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」対象馬です。
スズカコーズウェイ、アドミラブルは
「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション 2024」対象馬です。
Support
引退馬の余生のご支援をお願いします
フォスターペアレントとして引退馬の余生をご支援いただける方を募集しています。
お問い合わせからご連絡ください

Donation
あなたにできる方法で
引退馬を守る・支える
「引退馬を守りたい」そういった方に、様々なご支援をいただいております。
1頭でも多くの馬を支えるためには、あなたのご支援が必要です。
会員や寄付、買い物など、あなたにあった方法でご検討ください。