ナムラタイタン
情報を探す
白老町の社台牧場で暮らすフォスターホース5頭。スズカコーズウェイ(22歳)、ナムラタイタン(20歳)、アドミラブル(12歳)、ソリストサンダー(11歳)、ティーズダンク(9歳)の近況をお届けします。今月の取材は9月上旬に行いました。
* * *
アブの少ない涼しい夏と喜んでいましたが、8月19日~21日の猛暑の影響で社台牧場ではサシバエが大発生しました。首周りを刺された馬には薬を塗って対応しています。
8月13日に放牧地にチョッパーを掛け草丈を調整しました。先の猛暑には引退馬協会から寄贈していただいた大型扇風機で対応し、何とか乗り切ることができました。
これまでセン馬(フォスターホース)5頭の功労馬厩舎と牝馬9頭の功労馬厩舎を別々担当をされていた2名のスタッフ様が、この度退職され、9月1日から新たにスタッフAさん、Cさんが入社され、今後は2名で牝馬・セン馬の両厩舎を担当することになりました。
スタッフAさんは過去にアロースタッド、イーストスタッドでの勤務経験があり、スズカコーズウェイ、ナムラタイタン、アドミラブルとは顔なじみ。スタッフCさんはこれまで動物に関わるお仕事をされていましたが、馬を扱うのは今回が初めてとのことです。現在はスタッフAさんの指導を受けながら、馬の扱いを学んでおられるところです。お二方、これからもフォスターホース5頭をよろしくお願いいたします。
今月の各馬レポートはスタリオン経験者のスタッフAさんのファーストインプレッション(第一印象)を交えながら紹介させていただきます。
ナムラタイタンは8月2日に疝痛を発症、獣医師に診ていただきましたが便秘の診断で直ぐに回復しました。熱心なファンから現役時代の写真を寄贈していただいたので額装して厩舎の壁に飾らせていただきました。
Aさん「現役時代は近くの牧場からアロースタッドに通って種牡馬生活を送っていましたが、当時は結構うるさい馬で、種付けも小走りで向かって行くタイプでした」。
8月22日には削蹄を行い、現在の馬体重は542kgです。


 _re.jpg)

[動画]収牧の気配を察して大はしゃぎのナムラタイタン

スズカコーズウェイは不整脈の持病があり、また虫嫌いなので、スタッフの目の届く元種牡馬厩舎前の放牧地に放牧していましたが、涼しくなり体調に不安もないので、元育成厩舎の前(ナムラタイタンの横)の放牧地に配置替えしました。
Aさん「アロースタッドではとても大人しく、バトルプランと共に新人スタッフが最初に触らせてもらう種牡馬でした。私もコーズウェイを通じて種牡馬の扱いを学びましたが、当時と変わらず大人しい性格で安心しました」。
8月22日には削蹄を行い、現在の馬体重は488kgです。
 _re.jpg)
 _re.jpg)
[動画]体調も良くなって放牧地を移動したスズカコーズウェイ


アドミラブルはサシバエにはあまり刺されていません。削蹄では若さゆえにいつも暴れて大変です。
Aさん「イーストスタッド時代はうるさい馬でしたが、去勢の効果か大人しくなっていてビックリしました。今でも若干うるさい時もあり噛んでくることもありますが、それでも甘噛み程度です」。
8月22日には削蹄を行い、現在の馬体重は536kgです。

 _re.jpg)
[動画]青草バイキングに夢中のアドミラブル

ティーズダンクは先月の取材時は放牧地の状態が悪く舎飼いでしたが、元の放牧地(見学者駐車場側)に戻っています。隣の敷地で牧柵工事を行っていますが、現場監督のごとく牧柵沿いにて作業を眺めており、納得すると放牧地の反対側まで歩いて草を食んでいます。
7月25日に元気が無かったので獣医師に診断していただき、27日に血液検査を行いましたが異常は見つかりませんでした。その際に肝臓の動きを改善する「チオラ強肝剤」を注射していただきました。
8月5日に厩舎前の放牧地にソリストサンダーと並べて放牧したところ、約2時間後にティーズダンクが牧柵の横板を蹴ってしまい、左前脚に擦り傷を負ったので治療を受けました。
8月22日には削蹄を行い、現在の馬体重は526kgです。
 _re.png)
 _re.png)
[動画]工事の現場監督を終えると青草を食みに行くティーズダンク

ソリストサンダーはサシバエにはあまり刺されていません。出し入れの時にうるさいので移動が少ない種牡馬厩舎前のナムラタイタンと放牧地を入れ替えてみました。
Aさん「ティーズダンクとソリストサンダーは競走馬から功労馬になったばかりなので若々しいですね。私が着任する前(8月5日)に2頭を並べて放牧して相性が悪かったと聞いていますが、それが『じゃれあってのもの』か、『反目しあってのもの』か分からないので、少し時間ができたら再度並べて放牧をし、相性を確かめたいと考えています」。
8月22日には削蹄を行い、現在の馬体重は487kgです。
 _re.png)
 _re.png)
[動画]ソリストサンダー、新天地での収牧の様子
.jpg)
スズカコーズウェイ(13年間供用して血統登録171頭)、ナムラタイタン(7年間供用して血統登録42頭)、アドミラブル(6年間供用して血統登録80頭)の3頭は近年まで種牡馬生活を送っていたので地方競馬を中心に現役産駒が活躍しています。
スズカコーズウェイ産駒のサンデーファンデーは9月11日に韓国で行われたコリアカップ(国際G2)に参戦。得意の逃げに持ち込みましたが、最後の直線で大井のディクティオンに差され6馬身差の2着でした。ディクティオンは流石のG1馬、今回は完敗でしたが秋のG1戦線を賑わせてくれることでしょう。
全国各地で頑張る産駒達の応援もよろしくお願いします。
※要事前予約
会員見学 :
一般見学 : 2024年後期にナムラタイタン、2025年後期にスズカコーズウェイが「引退名馬繋養展示事業」対象馬となり、一般見学を受け入れています
詳細は競走馬のふるさと案内所 社台牧場のページ
https://uma-furusato.com/search_farm/1484.htmlをご参照ください
* * *
ナムラタイタン、ティーズダンク、ソリストサンダーは
「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」対象馬です。
スズカコーズウェイ、アドミラブルは
「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション 2024」対象馬です。
Support
引退馬の余生のご支援をお願いします
フォスターペアレントとして引退馬の余生をご支援いただける方を募集しています。
お問い合わせからご連絡ください

Donation
あなたにできる方法で
引退馬を守る・支える
「引退馬を守りたい」そういった方に、様々なご支援をいただいております。
1頭でも多くの馬を支えるためには、あなたのご支援が必要です。
会員や寄付、買い物など、あなたにあった方法でご検討ください。