2022.10.27

2022年10月27日

お待たせいたしました。
乗馬倶楽部イグレットに繫養しているフォスターホースのコアレスピューマ、ルックトゥワイス、クレスコグランド、鹿児島への中継として滞在中のハギノハイブリッド、セイクリムズンの近況をお伝えいたします。
　

日中の日差しがあるときは暖かですが、日陰ではひやりとした空気、風を感じるようになりました。秋もそろそろ本格化の気配。朝の放牧時は吐く息が白くなる日も。馬たちにとっては過ごしやすい季節です。

いきなりですが、この4頭、
みなさま名前がおわかりでしょうか？

SNSでご覧になった方も多いと思いますが、引退馬協会の「チーム栗毛」たち。
フォスターホース2頭、再就職支援プログラム研修生2頭です。

正面から

4頭もいると、なかなかきれいにそろわず。

1頭おきにシンクロするこんな画像もありますが…

撮影したのは10月半ば。

下旬にはハギノハイブリッドが鹿児島のホーストラストへ移動することもあり、撮影チャンスをうかがっていたところ、この栗毛4頭の豪華そろい踏みが実現しました。

いま、乗馬倶楽部イグレットには栗毛で鼻白ドーン！（作、流星、鼻梁白）の馬が多く、「見分けるのが大変！」という声が。

実際にはそれぞれ個性があり、もちろん見分けはつくのですが、このように並ぶとやはり似ていて、うーん難しい！

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そして
正解は？！

左からクレスコグランド、タカラシップ、ハギノハイブリッド、ノーブルマーズ。

再就職支援プログラムでリトレーニング中のタカシくん（タカラシップ）も華やかで目立つ栗毛ですが、この中に入るとなんと「地味」な存在に。頑張れタカシくん！

右端のやんちゃさんはオムレツくん、競走馬時代にオムレツのような黄色の太いシャドーロールをつけていたノーブルマーズです。イグレットにやってきたばかりでいまはプログラムに入る準備段階。これから去勢し、体調を整えていきます。

クレスコグランドとハギノハイブリッド。フォスターホース2頭は落ち着いたもの…といいたいところですが、勢ぞろいもすぐに飽きて、そわそわ前掻き。
それぞれ沼田代表におやつをもらいました。イグレットの沼田（拓）さん、Iさんご協力ありがとうございました！

＊　＊　＊

コアレスピューマ

変わらず元気にしています。秋になって食欲も増し、よく食べています。

先日伺ったとき、一心に昼飼を食べるピューマの馬着のき甲あたりに、白くモフモフしたものを見つけました。すれ防止のカバーですが、この日はたまたま豪華な襟のようにも見え、黒い馬体のアクセントになっていました。

白いモフモフがき甲を保護します。

なんだか暖かそう！

こちらは「チーム栗毛」撮影をのぞいていたピューマ。

さわがしくてごめんなさい！

そして、今日は沼田代表から撮れたてのピューマの画像も届きました。

馬房の窓から外を眺めるピューマです。

いつも通りのイケメン！

Zzz…いや、瞑想しているのかな？

ルックトゥワイス

体調はよく、こちらも食欲の秋を存分に楽しんでいるようです。

ルックくんは食べるのが早いのかな？　ほかの馬たちがまだ飼い桶の中を食べている間も、ルックはすでに完食。乾草を一生懸命食べていました。

飼い桶は早々に完食～！

いつも元気なルックですが、お手入れのときもじっとせず、こんな感じ。

動画は運動後、ふすまジュースを飲むルック。気持ちよさそうです。

気持ちいいな～！

そして大満足のこの顔！

沼田代表セレクトのこちらもお届けします！

クレスコグランド

メイン厩舎の彼の馬房は、先輩FH2頭に挟まれた位置。ピューマはクールにマイペース、ルックも少々にぎやかにマイペース。

おっとりしたクレスコくんが先輩たちに刺激されることがあるのかどうか気になるところですが、人懐こくゆるめな気配は相変わらず。

近くで作業をするスタッフさんに注目。

目線の先には自分の飼い桶が…

いただきます！

こちらはメイン厩舎のひととき。3頭、思い思いに過ごしています。

「おかわりないの？」by クレスコ

＊　＊　＊

ハギノハイブリッド

9月30日に北海道のアロースタッドから移動、翌10月1日に到着し、イグレットで3週間過ごしました。
移動初日からとても落ち着いていて、イグレット滞在中は馬房の窓から見える乗馬のレッスンをよく眺めていました。

10月21日、千葉を発ち鹿児島へ。翌22日、ホーストラストに着きました。体調もよく、変わらず落ち着いて過ごしているとのこと。ホーストラストの仲間たちになじむのも早いのではといわれています。

　　※ハギノハイブリッドの近況報告は、今後「鹿児島だより」でお伝えします。