11月15日近況のご報告｜渡辺牧場だより

渡辺牧場だより2024.11.15 渡辺牧場だより

11月15日近況のご報告

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渡辺牧場だより
11月15日近況のご報告

渡辺牧場さんから、ナイスゴールドとモアザンベストの近況報告が届きました。浦河では季節が移り変わり、気温が氷点下の日もあったようです。

＊　＊　＊

10月下旬頃から、周りの山々に綺麗な紅葉が見られるようになりました。
この辺りでは10月21日に初霜が降りました。

11月に入るとマイナス2℃～マイナス5℃という冷え込んだ朝もありました。

マイナス4℃にまで下がると、放牧地のバケツの残り水に分厚い氷が張っていました。

相棒のマキヒメとともに本厩舎の馬房に戻っています。

マキヒメは廊下を挟んで斜め向かいの馬房です。

最初のうち、マキヒメの飼い葉の桶の位置が壁に隠れていたので、食べている間はマキヒメの姿が見えなくなり、ナイスゴールドはとても落ち着きませんでした。

それで、マキヒメの飼い葉の桶の位置を変えて、食べている間も見えるようにしたら、ナイスゴールドは次第に落ち着いてくれました。

ナイスゴールド（手前）とマキヒメ（奥） 10月13日会員Ma様撮影

左からナイスゴールド、マキヒメ 10月13日会員Ma様撮影

会員Ma様撮影

11月11日の朝、駆虫剤を投与する前に体重を計ると534㎏でした。

ナイスゴールドは駆虫後に疝痛を起こすこともなく元気に過ごせました。

左からマキヒメ、ナイスゴールド 10月31日（オーナー関係者様撮影）

ナイスゴールドの放牧地の牧柵が一部、傾いていましたが、現在、直しているところです。

また、大雨で砂が流れて溝ができてしまったところには砂を補充して応急措置をしたものの、大雨が降ればまた流れてしまうので、時間が取れたらユンボを借りて来て措置するそうです。

北風が寒い日に薄手の馬服を着せました 11月13日

会員様が来られると、「ハーボール」がもらえると習慣づいて、人の姿を見ると近寄って来ます。

ナイスゴールドにもそういう楽しみができて良かったです。

11月13日夕方、奥がナイスゴールド

モアちゃんの放牧仲間のゲッケイジュがとても悲しいことに10月20日に亡くなりました。

放牧地にはモアちゃんとバイラーだけになり、特にバイラーが寂しそうでしたので、隣の放牧地に1頭で放れていた27歳セン馬のジェダイナイト（乗馬名はゼロファイター）を仲間に入れました。
モアちゃんは誰とでも仲間になれるタイプなので問題なく、バイラーも寂しいタイミングでしたので問題なく、仲間になりました。

会員Ma様撮影モアちゃん 10月13日

11月11日の朝に駆虫剤を投与しました。

モアちゃんの体重は683㎏もあり、日頃から疝痛もないので600㎏に相応の駆虫剤を投与しました。

駆虫剤1本全量を投与すると、600㎏相応分です。

モアちゃんも本厩舎に移りました。奥はナイスゴールド 11月6日

すると、お昼過ぎに放牧地の出入口近くでモアちゃんが尻尾をパタパタはたいて、何度もフレーメンをしている様子が見えました。

まるで産気づいてきた繁殖牝馬のようで、これは間違いなく疝痛を起こしているとわかりました。

すぐに馬房に入れ、獣医さんに電話をかけてお願いして、到着を待つ間に廊下を行ったり来たりして歩かせました。

左からバイラー、モアちゃん、ゼロ 11月10日

獣医さんの聴診で特に右側の腸の動きが弱いとのことで、ガスの音ではないとのことでした。

状況から駆虫剤の影響でしょうとのことでした。

過去にはセイントネイチャーやメテオシャワーが駆虫剤の後で疝痛を起こしたことがありましたので、警戒していました。

モアちゃんは痛み止めの注射を打っていただいた後、早々に効いて、いきなり寝ワラを食べようとしたので、口かごを付けて我慢してもらいました。

しばらくしてから、口かごを付けたまま放牧し、その日は可哀想でしたが夕方の飼い葉は抜きにして、夜飼いから食べさせました。

その後、元気に過ごしています。

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「渡辺牧場だより」は、他のFHの近況報告「◯◯たより」と同じく
2023年9月から月1回の更新となりました。
公開日は毎月15日です（15日が土日祝日の場合は翌日以降の公開となります）。
次回は2024年12月16日（月）の予定です。
どうぞお楽しみに！

渡辺牧場へ移動する前のエイシンルーデンスの近況報告「ルーデンスだより」 は

「渡辺牧場だより」バックナンバー（アーカイブ）に統合しました。

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