フォスターホース紹介 FOSTER HORSE INTRODUCTION

ナイスゴールド

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撮影:朝内大助氏

プロフィール

生年月日 1998年3月30日
性別 セン
毛色 鹿毛
生産地 北海道・浦河町
生産者 渡辺牧場
血統 父・ナイスネイチャ  母・リホープミッコ
所属厩舎 美浦・富田一幸厩舎
生涯成績 5戦0勝
詳細情報 https://www.jbis.or.jp/horse/0000326627/
繋養先 渡辺牧場
北海道浦河郡浦河町字絵笛497-5
HP http://www13.plala.or.jp/intaiba-yotaku/
見学可能期間

渡辺牧場HPをご参照ください

http://www13.plala.or.jp/intaiba-yotaku/access.html

フォスターホースになった経緯

渡辺牧場生産馬のナイスネイチャの初年度産駒、ナイスゴールド(23歳)をフォスターホースとして受け入れることになりました。

2020年10月に乗馬を引退して渡辺牧場に帰ってきたナイスゴールド、当初渡辺さんは独自に会員さんを募り繋養することを考えていましたが、蹄葉炎であることがわかり、それを見合わせていました。


ナイスゴールドをフォスターホースにできないかと考えたのは昨年(2020年)の11月、道東の視察の帰り道に渡辺牧場に沼田と加藤が寄らせていただいたとき、たまたまナイスゴールドが蹄葉炎の電気鍼による治療を受ける場に居合わせました。みるみるうちに表情が明るくなっていくのを目の当たりにしました。


そんなナイスゴールドを目にした沼田と加藤がそれぞれ考えていたことは同じでした。「ナイスゴールドをフォスターホースにできないか」ということでした。


体に弱点のある馬について渡辺さんの献身的なケアには、これまでもフォスターホースたちが恩恵を受けてきました。先だってはエイシンルーデンスの預託をお願いしたのも、これまでの実績と信頼があってこそでした。ナイスゴールドもフォスターホースになれば、金銭的な負担を考えずに治療にも専念させてあげることができ、生活の質の維持とともに馬の医療の向上になりうるのではないかと考えました。

 

渡辺さんに想いを切り出したのは2021年1月末になってからでした。そのときは渡辺さんがナイスゴールドを「渡辺牧場里親会」にいれることも考えているのでしばらく考えたいとのことで、結論はすぐに出ませんでした。渡辺さんから、フォスターホースの提案を受け入れてくれたのは、エイシンルーデンスの預託が始まってからでした。


そうこうしているうちに、思いがけない“ウマ娘”ブームで、父ナイスネイチャが注目されることになりました。同じ牧場で生まれた父子が、引退後も同じ牧場で過ごすだけでも奇跡ですが、ナイスゴールドがフォスターホースになるタイミングで父が注目されたことは、ナイスゴールドが父の強運を受け継いでいるかのようです。


ナイスゴールドは中央5戦未勝利で骨折が原因で競走生活を引退しました。生まれ故郷に戻って骨折の治療療養をしたのち乗馬として送り出されました。競走馬としてより乗馬として長い間仕事をしてきたため、競馬ファンには馴染みがないかもしれませんが、乗馬名クアトロガッツの名前で活躍したとのことです。


引退馬協会スタッフがナイスネイチャの画像と取り違えても気づかないほど、良く似た2頭です。父同様、息子ナイスゴールドの馬生も、皆様と一緒に見守っていけたら幸いです。

 

ナイスゴールドの
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ナイスゴールドをフォスターペアレントとして
ご支援いただける方を募集いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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