ナイスゴールド
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渡辺牧場さんから、ナイスゴールド(27歳)とモアザンベスト(23歳)の近況報告が届きました。
浦河も春本番を迎え、草花と鳥の声がにぎやかな季節となりました。
* * *
この辺りでは5月初めに桜が咲き、今はタンポポが真っ盛りで、ヒバリの鳴き声が賑やかに聴こえます。晴れると少し暑く感じられ、曇ると少しひんやりします。馬たちにとっては心地よい季節かと思います。
雨が度々降ったので青草はグングン伸びています。
寒い間、放牧地のバケツは黒でしたが、今は白いバケツに替えています。
裏戸から顔を出すナイスゴールド 4月24日夕方
冬の間、放牧地に置いていた牧草ロールの食べ残しを大きなカゴごと撤去して掃除しました。暖かい季節には小さいカゴをマキヒメの分と2つ少し離れた所に置いて、毎日新しい乾草を配るようにしています。朝の飼い葉の食べ残しも、そこに置いておくと完食しています。
3月に食欲が落ちて体重も減り心配しましたが、今は食欲が回復しており、昨秋の体重にはまだ届きませんが、3月よりは増えています。
左からナイスゴールド、マキヒメ 5月13日
雨が度々降ったので、舎飼い明けに放牧した時はマキヒメと一緒に軽く駆けてはしゃいでいました。
ナイスゴールドは27歳という年齢の割に冬毛が短く毛艶が良いです。
空の飼い葉桶を探るナイスゴールド
二番草の乾草を食べるナイスゴールド(手前)とマキヒメ(奥)
周りの青草を悲しそうな目をして見ていると不憫に思いますが、蹄葉炎がもっと酷くなると命に関わるので、ごめんね、と言って顔を撫でています。
近況報告の写真を撮りに行くと、乾草を食べていても気づいてすぐにこちらに向かって歩いて来ます。多分ハーボールをもらえると思うのでしょう。
お陰様で誕生日にもハーボールをいただいていたので、それを毎夕、飼い葉の上に一掴みくらい置いておくと、真っ先にそれを美味しそうに食べています。
左からナイスゴールド、マキヒメ 5月14日
すぐに近寄ってくるナイスゴールド
遠くを見るナイスゴールド
左からマキヒメ、ナイスゴールド
5月2日から、モアちゃんとヴィエントバイラー(23歳 牝馬/渡辺牧場里親会)の放牧地にケイウンネイチャー(16歳 牝馬)を入れました。
5月9日モアちゃんは左端、放牧地にケイウンネイチャーが仲間入り
5月13日 モアちゃんは真ん中
お陰様で、4月25日に23歳の誕生日を迎えました。会員様からハーボールや馬用クッキーが贈られ、モアちゃんはとても目を生き生きさせて食べていました。
モアちゃんはクッシング病(PPID)なので普段は人参を控えており、ナイスゴールドと同様に夕方の飼い葉の上には人参ではなく一掴みくらいのハーボールを置いておきますが、誕生日には、ハーボールと馬用クッキーと人参を少しずつ置いて食べました。
モアちゃん、冬毛が目立ちます
モアちゃんも冬毛がどんどん抜けたのは抜けたのですが、それでもまだまだ沢山の冬毛が残っています。
昨年の今頃と比べると今年の方がかなり冬毛が目立つことと、汗が多いことから病気が進行しているのを痛感しており、飲み薬の他、サプリメントも投与し始めました。
可愛いモアちゃん
青草が伸びて来たので、クッシング病にはあまり食べ過ぎると良くないことから、お昼前からはバイラーと丸馬場で過ごし乾草を食べる日が続きました。
しかし、丸馬場では運動不足になるので、試行錯誤の末、モアちゃんだけを狭い放牧地に移し、グリちゃんとヤマトと過ごすことにしました。3頭とも温厚ですぐに慣れました。
お昼前から狭い放牧地でグリちゃん、ヤマトと過ごします
14日は削蹄をしていただきました。また、広い放牧地から狭い放牧地に移るのを10時に早めました。これからも試行錯誤しながらも、改善していきたいと思います。
削蹄中のモアちゃん 5月14日
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