テンセイフジ
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※今春、熊本県と十勝地方(帯広市・清水町)で馬インフルエンザの発生が確認されました。幸いにして日高・胆振地方での発生は確認されず、競走馬のふるさと案内所が要請していた「牧場見学の自粛」も8月1日に解除されました。今後も感染防止に留意しながら取材を進めていきます。引き続き、牧場見学時の感染防止対策にご協力をお願いいたします。
内地(北海道外)では9月に入っても最高気温40℃近い厳しい暑さが続いていますが、北海道ではお盆を過ぎた頃から過ごしやすくなってきました。晴れた日は最高気温25℃を超えますが、朝晩は気温20℃を切るようになりました。
浦河町の小葉松牧場で暮らすフォスターホースのテンセイフジ(23歳)とナムラシゲコ(23歳)は元気に過ごしています。
猛暑対策としてお盆の時期まで3時~8時、夕方16時~20時頃と涼しい時間帯に2度に分けて放牧を行なっていましたが、現在は5時~16時の昼間放牧に戻しています。
苦手なアブ(ピークは8月)の姿は少なくなりましたが、今度はサシバエ(ピークは9月)が盛んな時期になり、2頭は今も近い距離で身を寄せ合って被害を分担しています。
小葉松牧場では平地の放牧地と斜面の放牧地を「呂」の字型に通路でつないでいますが、斜面の放牧地を掃除刈りしたので、朝方は斜面まで草を食べに行くこともあります。
8月14日に歯の状態を見ていただいたところ、少し尖っていたので整歯を行ないました。
生産馬のテンセイフジは小葉松さんとは20年近い付き合いになるので“阿吽の呼吸”で指示にも従うそうです。
8月14日に歯の状態を見ていただき、問題はありませんでしたが全体的に微調整していただきました。
ナムラシゲコは、この秋(10月30日)で小葉松牧場に移動して丸2年を迎えます。小葉松さんは「来た当初はボロ拾いで馬房に入ると怒ったり、脚上げとかうるさかったけど、ずいぶん大人しくなりました」と話していました。
過ごしやすい秋の季節、2頭揃って元気に過ごして欲しいですね。
* * *
小葉松牧場さんで暮らすフォスターホース2頭は最近まで繁殖生活を送っていたので、現役生活を送っている競走馬が何頭もいましたが、テンセイフジの仔・モーモーレッド(牝5歳)は登録を抹消したので現役馬はいなくなりました。
【ナムラシゲコ産駒】
ナムラカミカゼ(牡8歳)、ナムラエヴァ(牝5歳)、ナムラロビン(牡3歳)が現役。JRAで3戦して未勝利だったナムラロビンは笠松競馬場に移籍、新たなスタートを切っています。産駒たちへの応援もよろしくお願いいたします。
見学希望日の1週間前までに要予約。
詳細は引退馬協会にお問い合わせください。
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