生年月日 | 1989年4月27日 2022年1月1日永眠 |
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性別 | セン |
毛色 | 鹿毛 |
生産地 | 北海道・浦河町 |
生産者 | 尾野一義 |
血統 | 父・テュデナム(IRE) 母・インターマドンナ |
所属厩舎 | 栗東・野村彰彦厩舎 |
生涯成績 | 13戦5勝 |
主な成績 | <1992年> 中日スポ4歳S(GIII) 1着 神戸新聞杯(GII) 1着 |
詳細情報 | http://www.jbis.or.jp/horse/0000221679/ |
繋養先 | 乗馬クラブアリサ 群馬県吾妻郡東吾妻町岡崎1642-1 HP http://www.riding-stable-arisa.com/ |
見学可能期間 | 乗馬クラブアリサの営業時間に準じる。 |
デビュー戦で見事な逃げ切り勝ちを収めたあと、4カ月の休養をはさんで復帰してからの2戦を連勝、重賞初挑戦となった中日スポーツ賞4歳Sに続き、再び松永幹夫騎手とコンビを組んだ神戸新聞杯、ともに見事に逃げ切って優勝しました。
クラシック初挑戦となった菊花賞では三冠達成のかかるミホノブルボンを相手に果敢に逃げ、結果16着と惨敗はしたものの、当時の競馬ファンの心にしっかりとその名を刻みました。
1994年に現役を引退した後、廃用されることになっていたところを、キョウエイボーガンをずっと応援していた松本かおりさんが引き取り、JAIRSの助成金を受けながら、土佐黒潮牧場を経て現在の乗馬クラブアリサまで22年間、その余生を支えてこられました。
しかしながら、松本さんご自身も高齢になり、経済的に苦しくなってきたため、引退馬協会に支援要請がありました。
引き受け時、27歳となっていたキョウエイボーガンをどのような形で支援するのがよいか、引退馬協会運営委員のみなさんとも協議した結果、松本さんにもフォスターペアレントとして預託料を一部負担していただく形でフォスターホースとして受け入れ、高齢であることを考慮して移動はさせず、長年暮らしてきた乗馬クラブアリサに預託していくこととなりました。
松本さんによると、キョウエイボーガンは人(馬)あたりが良く立ち回りが上手なので、クラブに新入りが入ると必ず最初にボーガンと2頭で放牧し、そのおかげで新しく入厩した馬はすんなり放牧に入れるとのこと。誰とでも上手にお付き合いができ、八方美人なところもあるそうです。
以前、仲間内で立ち上がってふざけて遊んでいた時に転んでしまったことがあり、その後、2~3日元気がなかったのですが、もしかしたら年をとったと自覚してショックを受けたのかもしれません。それからは立ち上がってふざけるということはありません。
以前は蟻洞があって大変な時期があったものの、現在は健康面では心配なところはなく安定しています。
クラブに来るお客様をボーガンなりにおやつをもらえることを基準にしてランク付けしているようで、気にいった方がいらっしゃると必死でアピールするところに賢さがうかがえることがあるそうです。
キョウエイボーガンは2022年1月1日9時15分、預託先の乗馬クラブアリサにて永眠しました。享年32歳(満年齢)でした。
死亡に関する詳細につきましては「訃報 キョウエイボーガン」に掲載しております。
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どうぞよろしくお願い申し上げます。
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