おにくん(ナイキプラネット)
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おにくん(ナイキプラネット 19歳)、ヴァーゲンザイル(17歳)を預託している厩舎みちくさの渡部さんから、9月の近況報告と画像が届きました。掲載が遅くなり申し訳ありません。
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暑さが和らぐ日が出てきて過ごしやすい時間が少しずつ増えてきました。35℃まで上がる日も何日かありました、蚊も多く季節は夏のままといった感じでした。
9月は放牧場のメンテナンス、今年は初めて四番草まで採ることにしたため収穫作業に敷地や沿道の草刈り、いくら時間があっても足りない程の忙しさでした。
馬達には申し訳ないのですが、このまま圃場の更新やプラスアルファの作業が片付くまで厩舎側の放牧で我慢してもらうことにしました。
削蹄、駆虫がありました。

今月は牧場で過ごす仲間、預託馬のディアが32歳半の天命を全うし天国に見送ることになりました。ここ1ヵ月は寝起きの時にサポートすることが多くなっていました。
天国に見送った日は暑かったものの、普段通り放牧も出て、ご飯も全て完食。夕方うとうとした際に厩舎で転倒。今回は何度サポートし起こしても腰が効かず立っていられませんでした。オーナーさんもかけつけ、夜遅く獣医さんに来ていただき天国に見送ることになりました。
本当にいつも通りの幸せな1日でした。寝起きのサポートは必要だったものの、長患いをするわけでも無く、大きな怪我をしたわけでもなく良い最期だったと思います。
おにくんやザイルくんのFPさんにも厩舎訪問の際はディアに沢山お気遣いやご協力頂きました。また、2頭のFPさんからディアへの供花も届きました、厩舎にお供えしました。寂しくなったお部屋が明るくなりました、本当にありがとうございます。
今年はティアラに犬のめい、ディア、お別れが多く寂しい年になりました。ディアが埋葬先に運ばれた日のもーちゃん、とても悲しそうでした。
右上の写真は天国に見送った日のディア、相変わらずの艶々ピカピカの32歳。左上の写真はその前日のディア、いつも通りの平和な朝でした。
9月の草刈りが遅れたため、普段の倍以上の時間と労力がかかまりました。放牧場も牧柵の下、フェンス際も綺麗に草刈りをします。
今年は四番草まで収穫します。放牧場も普段だとシュレッダーかフレールハーベスター(刈り取りから脱穀までを一体で行うコンバインの一種)で掃除刈りを行いますが、こちらもロールにして収穫することになりました。
牧柵に追加の杭打ちをしました。アースオーガ(穴掘り機)を使い穴をあけ、ローダーで叩きます。
完成した四番草(画像右下)は、水分も所々20%をこえていますが20%を切った物もあります。良い出来です。
いつもと違う道を通って帰ったら遥か彼方まで続くあたり一面の蕎麦畑、絵本の世界のようでした
いつも通り元気一杯、食欲旺盛のおにくんです。ディアがいなくなっておにくんも他の馬たちと同じように、しばらくは寂しそうにしていました。

雨が降り始めて涼しくなり、扇風機も止めました。涼しい日中はおでこ、おにくん、もーちゃんはお昼寝をしていました。













全頭乾草ケースもピカピカに洗浄、ザイルくんは草を押さえるのにかけてある網も新品に変えました! 夏は鼻水で清潔に保つのが大変でとてもフラストレーションがたまりました。乾草ケースを置く周辺もピカピカに拭き取り掃除を行いました。スッキリ!
引退馬協会の会員さんや厩舎みちくさの会員さん以外の一般来場者の見学受け入れを終了することになりました(お預かりしている馬の健康管理上の問題、また、現在こちらの通常業務以外に時間を取ることが難しいため、今後の再開予定はありません)。
そのため、Googleマップの方には既に見学不可と掲載しているので、スマートフォンから電話した時に厩舎みちくさ(見学不可)と表示が出ることがあります。
被災馬(おにくん)とヴァーゲンザイルのFP会員さんの訪問予約は、今まで通り受け付けています。訪問時間は季節ごとに決まっていますが、今まで通りご予約いただけますので、ぜひ2頭に会いに来てください。
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