2021.08.23

2021年8月22日

渡辺さんからナイスネイチャ、エイシンルーデンス、ナイスゴールドの近況報告が届きました！

近況報告

厳しい暑さが続いていましたが、8月10日から急に涼しくなり、夕方まで放牧できるようになりました。それまで沢山いたアブもハエも激減しました。

10日間ほど過ごしやすかったですが、20、21日にまた暑くなり、どこに潜んでいたのかアブ、ハエも現れ、午前中の早い時間に馬たちを厩舎に入れました。

長く雨が降らなかったので、放牧地の草が伸びず陽に焼けた色になっていましたが、ここのところ、何度か雨が降っています。

ナイスネイチャ

避暑に使っている小さい厩舎に出入り自由にしてありましたが、風が強く涼しい日にはあまり入らないで、放牧地で長い時間、草を食んで過ごしていました。ただ、アブは減りはしたものの、まだ居ましたので、虫除け馬服を着せる日が多かったですし、アブから逃れるために小さい厩舎に入る時もありました。

ナイスネイチャ(右)とメテオシャワー(左)　8月14日

8月15日

右側の頬に虫刺されの痕があり、痒くて柱で擦って少しすりむけた感じになりました。今夏は特に虫が多かったので、例年には無かったことがあるようです。

虫刺されの痕　8月22日

食欲も落ちておらず、体には栄養斑点も浮き出ており、元気です。変わりなく、メテと一緒に過ごしています。

ナイスネイチャとメテオシャワー

エイシンルーデンス

朝は他の馬が次々放牧されていくのを見ると、馬房で熊癖(ゆうへき)をして早く外に出たがります。自分の順番が来ると勢いよく出ますが、いざ放しても奥に行くことはほとんど無く、だいたい100m以内の範囲で過ごしています。春風ヒューマが放牧されると、駆け寄って来ます。

エイシンルーデンス　8月14日

仲間と過ごすルーデンス　8月15日

ルーデンスは虫除け馬服を着せない方が動きがあるように思えることと、虫除け馬服との隙間にアブが入り込むと我慢できなくて強く蹴り続けるので牧柵に当たると危ないので、着せないことが多くなりました。

両後ろ脚の管に水冷していましたが、腫れは引き、今は水冷していません。今はまたバンテージを巻いて放牧しています。動いているうちに緩んで、時々ほどけてくると危ないのですっかり外します。

水冷中

ほどけるのを防ぐため、巻いた後で上の方と下の方とにビニールテープを巻いて補強しています。それでもほどけていることがあるので、ビニールテープを更に下からも、持ち上げる感じで巻こうかと昨日相談しました。

球節の沈み方がわかります　8月22日

鼻からの膿は時々出ていますが、出ていない時も多くなりました。

ナイスゴールド

蹄葉炎の痛みが強く出ていた時は動きも少なかったですか、ここのところは痛みが楽になったのか、よく動き回ります。馬房裏口から外に飛び出したり飛び込んだり、外でもグルグル何周も早歩きしています。これまでも良くなったり悪くなったりを繰り返しているので、今後もこの状態でいられるのかわかりませんが、まずはホッとしています。

歩き回るナイスゴールド　8月22日

砂の入れ替え中は外で待機しています

一時期一緒に放牧していた隣りの馬房のマキヒメが大好きらしく、姿が見えないといなないて呼ぶこともあります。久しぶりにマキヒメを一緒に砂のパドックに放した時は、ナイスゴールドは大喜びの様子でした。

マキヒメ(右)と　8月16日

青草を食べてもいいマキヒメと、食べさせられないナイスゴールドとを一緒に放牧するのは難しく、いつも一緒に放牧はしていませんが、マキヒメが馬房の中にいる間は、裏口から対面できています。

ナイスゴールド　8月8日

8月14日

※動画はツイッター　https://twitter.com/urakawawatanabe　をご覧下さい。

(ログインしなくてもご覧いただけます。)

次回の更新は、9月6日（月）を予定しています。

お楽しみに！

渡辺牧場へ移動する前のエイシンルーデンスの近況報告は「ルーデンスだより」をご覧ください。

【見学を休止しています】

渡辺牧場さんでは、限定的に見学者の受け入れをしていましたが、北海道内外にて新型コロナウィルスの感染が再び拡大していること、変異株の感染者の急増していること、医療機関がひっ迫してきていることから、当面の間再び見学中止となりました。

見学者を受け入れることで、緊急事態宣言を発出されている地域を含む全国から、人の流れを作ってしまうことの懸念しての苦渋の判断です。

スタッフのみなさんが感染してしまうと馬たちの管理ができなくなるため、ご理解とご協力をお願い申し上げます。