2021.09.21

2021年9月20日

渡辺さんからナイスネイチャ、エイシンルーデンス、ナイスゴールドの近況報告が届きました！

近況報告

秋らしくなり、青空の日には赤トンボが沢山飛び交っています。晴れるとまだ陽射しが強く、暑く感じられる時間帯がありました。9月14日からは早朝の気温が8℃前後に下がる日が多くなりました。18日は１日しっかり雨が降り、舎飼いになりました。

ナイスネイチャ

10日15時半頃の10分くらいの間の出来事です。この時の様子が監視カメラに録画されていたため、様子がよくわかりました。放牧地と繋がる、避暑に使っている小さい厩舎から60mくらい離れたところで、ナイスネイチャとメテオシャワーが仲良く草を食べていました。

ナイスネイチャ(右)とメテオシャワー(左)　９月11日

そこで先にメテオシャワーがゴロンゴロンしました。それを見て、ナイスネイチャもゴロンゴロンしたくなり、メテのそばでゴロンゴロンし始めました。そして、どちらも立ち上がろうとしても、なかなか上手く立ち上がれませんでした。

ナイスネイチャは寝てから3分くらいで自力で立ち上がり、そばで立ち上がれないメテを心配するかのようにウロウロしてから、まるで私たちに知らせるかのように、小さい厩舎に駆け込みました。そのタイミングで牧場長が走って来たばかりで呼吸の荒いナイスネイチャと、向こうで草の上に横たわるメテに気づきました。

近くの丸馬場にいた私は、それを知り、すぐにメテのところに駆けつけました。それから牧場長もメテの方に向かいかけ、ナイスネイチャも厩舎から出て来てメテを心配して見に行こうとする姿が映っていました。

ナイスネイチャ(右)とメテオシャワー(左)９月15日

10分ほど立ち上がれなかったメテは、私が大きな声で何度も気合いを入れて立たせ、その声に驚いてナイスネイチャはまた厩舎に戻り、メテも立ち上がると厩舎に駆け込んで行きました。どちらも体力消耗する前に立ち上がれて良かったです。

寝起きに苦労するということは、また治療が必要なのかなと思い、どちらも17日に東洋医学の先生に診ていただき、股関節の治療を受けました。治療の効果が出ると、立ち上がりがスムーズにいくようになると思います。

7日、ポートレート用写真撮影をしました。

ポートレート用失敗写真　右半身は虫刺され痕　9月7日

エイシンルーデンス

前回報告までは、放牧地の近いところばかりで過ごしていましたが、二番草を刈って歩きやすくなったからか、放牧地の3分の2くらいの距離(200mくらい)まで遠出するようになりました。

ルーデンス　9月7日

このごろ、放牧地では無口を外すことが多くなりました。それまでの水色の無口はもちろん、曳いて歩く時に使っています。放牧地で無口を外している姿は、毛色、額に星があること、両後ろ脚のバンテージが牧柵1枚越しの隣の春風ヒューマとよく似ていて、遠くから見間違えるほどです。この2頭は柵越しに仲良くグルーミングしているところをよく見かけます。

遠出するルーデンス　9月16日

７日のポートレート写真撮影では赤い無口を使いました。どうしても「やすめ」の姿勢になってしまいました。また、17日にナイスネイチャと一緒に東洋医学の先生の歩様、触診検査を受けました。どちらも大丈夫とのことで、治療はありませんでした。

ルーデンス　9月17日

ナイスゴールド

9月7日にポートレート用の写真撮影をしました。ナイスゴールドは硬い地面では辛いので、砂のパドックでの撮影にしました。撮影前に削蹄をしました。前にも削蹄した後は蹄底がしばらく痛いようでしたが、今回も控えめに削ったそうですが、しばらく痛むようです。

ナイスゴールドポートレート用失敗写真　9月7日

夜間から早朝にかけて放射冷却で気温がぐっと下がるようになりましたので、ナイスゴールドの裏戸も閉めるようになりました。

寒い朝9月16日

夜間はストレスを減らすために、ナイスゴールドの馬房前に牧草の寝藁を敷いて、廊下に2本のません棒を渡して2本で区切られた廊下に出入り自由にしています。真向かいの馬房にマキヒメを入れて、その隣の馬房にプリンちゃんを入れて、どちらとも、ません棒越しに接するので、ナイスゴールドは嬉しそうです。

廊下でプリンちゃんと　9月19日

晴れると日中はまだ暑いので、ナイスゴールドのパドックが日陰になる午後からは、マキヒメを連れて来て一緒にすることが多いです。

マキヒメと過ごす9月19日午後

※動画はツイッター　https://twitter.com/urakawawatanabe　をご覧下さい。

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次回の更新は、10月５日（火）を予定しています。

お楽しみに！

渡辺牧場へ移動する前のエイシンルーデンスの近況報告は「ルーデンスだより」をご覧ください。

【見学を休止しています】

渡辺牧場さんでは、限定的に見学者の受け入れをしていましたが、北海道内外にて新型コロナウィルスの感染が再び拡大していること、変異株の感染者の急増していること、医療機関がひっ迫してきていることから、当面の間再び見学中止となりました。

見学者を受け入れることで、緊急事態宣言を発出されている地域を含む全国から、人の流れを作ってしまうことの懸念しての苦渋の判断です。

スタッフのみなさんが感染してしまうと馬たちの管理ができなくなるため、ご理解とご協力をお願い申し上げます。