渡辺さんからナイスネイチャとエイシンルーデンスの近況報告が届きました!
近況報告
4月は冷たい風が強く、まだまだ寒い日が多かったです。4月26日の朝は1cm位の雪景色になりました。早朝の気温は氷点下の日も珍しくありませんでした。最近は日中の気温が10℃を超える日も増え、やっと風が「冷たくはない」と言えるようになりました。
今年は例年よりかなり早く、4月29日に周りの山々に桜やコブシの花が咲いていることに気付きました。タンポポの花も咲き始め、何度か雨が降り、青草の丈も伸びました。
ナイスネイチャ
変わりなく元気に過ごしています。まだ全身が冬毛に覆われており、ナイスネイチャの場合、冬毛がすっかりなくなるのは、これからの季節の進み方にもよりますが、6月かと思います。
放牧地では、出入口付近で佇む時間が短くなり、メテと一緒に歩き回って青草を食んでいる時間が長くなりました。大体いつもメテと一緒に動き回り、メテがゴロンゴロンと寝返りすると、ナイスネイチャもそばでゴロンゴロンと寝返りしていました。寝返りしてから立ち上がると、全身をブルブルブルッと震って、走り出したくなるようで、2頭で一緒に走っています。
朝は明るくなるのが早くなり、飼い葉を食べた後は早く外に出たくて、熊癖(ゆうへき)して落ち着かないで放牧を待ちます。
エイシンルーデンス
前回のご報告後、4月23日に、ルーデンスの馬房の前で鎮静剤をかけて内視鏡検査を受けました。
カメラが左の鼻の奥に進み、喉嚢(こうのう)も映し出されましたが、そこは異常無く、どこから出血しているのか、ゆっくりカメラを動かして調べられました。すると、あっ!という塊がありました。私の見た表現ですが、固ゆで卵の黄身のような薄い黄色の楕円の塊がありました。獣医さんのお話では、大きさは鶏卵くらいとのことでした。この塊は篩骨血腫(しこつけっしゅ)というものだそうで、これが鼻血の原因とのことでした。
ルーデンスの年齢も考慮して、治療法を診療所の先生と相談して下さいました。手術ではなく、ここで内視鏡を使っての治療ができるそうで、近々、治療を受ける予定です。その後も鼻血は出たり出なかったりしています。
ここのところ、ルーデンスは放牧地の奥の方に行かなくなりました。ルーデンスだけ、半分より手前にいます。仲間と何かあったのかな?と思いましたが、仲間たちが手前の方に来た時は、一緒に問題なくそばで過ごしています。放牧地の向こう側が、交通量の多い道路なので、何か大きな音を怖がるようになったのかな?と思ったり、考えてもわかりません。
ルーデンスは発情があって、セン馬のヤマトがいる放牧地の近くがいいのかな?と思ったこともありました。
また、5月4日の朝は、他の3頭が放牧地の一番向こうに走って行ってしまってもルーデンスは出入口にいて、具合が悪いのだろうか?と心配したところ、その直後に牧柵1枚越しの隣りの放牧地に春風ヒューマが放されると、ルーデンスは近づいて行って正に発情を見せていました。その時は、春風ヒューマを待っていたようで、春風ヒューマが放牧地の奥へと向かって歩き出すと、一緒にルーデンスも歩いて行き、「そういうことかぁ…」とホッとしました。(^▽^;)
でも、春風ヒューマがずっと向こうに行ってしまっても、ルーデンスはそこまで遠くには行かないので、今一つ、理由がわかりませんが、今後も様子を見ていこうと思います。
【見学を休止しています】
渡辺牧場さんでは、限定的に見学者の受け入れをしていましたが、北海道内外にて新型コロナウィルスの感染が再び拡大していること、変異株の感染者の急増していること、医療機関がひっ迫してきていることから、当面の間再び見学中止となりました。
見学者を受け入れることで、緊急事態宣言を発出されている地域を含む全国から、人の流れを作ってしまうことの懸念しての苦渋の判断です。
スタッフのみなさんが感染してしまうと馬たちの管理ができなくなるため、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
余生を支えてくださるFP会員募集中
2021年5月20日現在
ナイスネイチャ 215人 147.5口
エイシンルーデンス 28人 20.5口 残口44.5口
ナイスネイチャの受付は一時停止しています。
新FHのナイスゴールドの受付が開始になりました。
開催期間 2020年4月16日~5月15日
昨年のナイスネイチャバースデードネーションによりエイシンルーデンスを受け入れました
会員募集中春風ことトウショウヒューマは、引
退馬ネットのサポートホースです。