2021年6月6日
渡辺さんからナイスネイチャ・エイシンルーデンスと、今回新たにフォスタホースとなったナイスゴールドの近況報告が届きました!
近況報告
ナイスネイチャ
5月26日に、「週刊Gallop」(5月31日発売号)と北海道新聞(日高版)の取材を受けました。地元のライターさんが好天を選んで来られました
毎日の手入れで少しずつ冬毛が抜けていますが、それでもまだまだあります。尻尾の付け根だけはけっこう抜けているので、いつの間にかカラスに持って行かれたのかなと思います。
5月は雨や霧雨の日も度々ありましたので、顔も体も泥だらけになって帰って来る日もありました。
放牧地ではメテと一緒に青草を食べ歩いています。メテが南に向かえば、ナイスネイチャも南に向かい、メテが西に向かえば、ナイスネイチャも西に向かいます。真ん中より少し向こうまで行っていることもありました。
暑い時間帯は、いつもの避暑スペースに入れるようにしています。暑くない時でも2頭で入っています。落ち着くのかもしれませんね。
エイシンルーデンス
5月25日に篩骨血腫(しこつけっしゅ)の治療を受けました。鎮静剤をかけて内視鏡で血腫にホルマリンを注入しました。カメラの画面で、その様子がよくわかりました。一度では難しいそうで、後日内視鏡で確認して、再度、同じ治療を受けることになりそうです。
まだ鼻の穴から大きな音はしていますし、血の混じった膿のようなものが出ることもあります。皮膚病は良くなり、消毒薬を塗るのは止めました。食欲もあり、元気に過ごしています。
6月1日に放牧仲間のゲッケイジュが放牧地で気持ち良さそうに寝ていました。それを撮っていたら、ルーデンスがまるでゲッケイジュを心配するかのように、様子を伺うような素振りで近寄って来ました。優しいですね。
ナイスゴールド
この度は生産馬のナイスゴールド(乗馬名 クアトロガッツ)をフォスターホースに受け入れて下さり、誠にありがとうございます。重い蹄葉炎の持病と付き合いながらの余生になりますので、フォスターホースにしていただけましたことを、大変心強く有り難く感じています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
ナイスゴールドは乗馬を引退し、昨年10月に帰郷しました。左前の蹄が蟻洞(ぎどう)で蹄葉炎を併発していました。レントゲンで蹄骨がかなり立っているのがわかり、痛々しい状態でした。
蹄鉄を履かせると痛みは楽になっても、蹄骨が更に落ちてきて悪化させてしまう可能性があり、蹄鉄は履かせないで、代わりに靴を履かせています。ご心配下さいました会員さん方々がプレゼントして下さいました。蟻洞については今は良くなっています。蟻洞治療のために、かなり大きく削り落とした蹄壁も随分伸びて回復してきています。
左前の蹄底が痛いため、右前の蹄底に大きな負担がかかり炎症が起きて、左右共に痛くなり、歩様は一進一退で5月初めまで小さい丸馬場で過ごしました。
隣接する丸馬場にはマキヒメという20歳牝馬がいましたので、いつしか2頭は顔なじみになっていたようでした。2頭は、5月7日からは青草の生えた小さい放牧地で一緒に過ごしています。体の大きなマキヒメの方が強く、華奢なナイスゴールドは気が弱く負けていますが、どちらも脚や蹄に痛いところがある馬同士、2頭で穏やかに過ごしています。
【見学を休止しています】
渡辺牧場さんでは、限定的に見学者の受け入れをしていましたが、北海道内外にて新型コロナウィルスの感染が再び拡大していること、変異株の感染者の急増していること、医療機関がひっ迫してきていることから、当面の間再び見学中止となりました。
見学者を受け入れることで、緊急事態宣言を発出されている地域を含む全国から、人の流れを作ってしまうことの懸念しての苦渋の判断です。
スタッフのみなさんが感染してしまうと馬たちの管理ができなくなるため、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
余生を支えてくださるFP会員募集中
2021年6月7日現在
ナイスネイチャ 220人 150.5口
エイシンルーデンス 29人 21口 残口44口
ナイスゴールド 手続き完了者なし
ナイスネイチャの受付は一時停止しています。
新FHのナイスゴールドの受付が開始になりました。
開催期間 2020年4月16日~5月15日
昨年のナイスネイチャバースデードネーションによりエイシンルーデンスを受け入れました
会員募集中春風ことトウショウヒューマは、引
退馬ネットのサポートホースです。
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