渡辺さんからナイスネイチャ、ナイスゴールドの近況報告が届きました!
近況報告
涼しい早朝に、できるだけ早く放牧するようにしています。日中は晴れるとアブが多くなり、馬たちにはつらい季節になりました。蒸し暑い日も多かったですが、割と涼しい日もありました。ここ数日は涼しいです。また、日中は暑くても朝夕は涼しいです。お天気が続かず、牧草作業はまだたくさん残っています。
ナイスネイチャ
前回のご報告で書きました下唇の傷はその後すっかり良くなりました。しかし、今度は、また右目の角膜に傷がついてしまいました。獣医さんが抗炎症剤を注射して下さり、今春と同様に抗生物質の目薬を2時間置き、自家血清の点眼を4時間置きに、時間をずらしながら点眼することになりました。またメンコを着けています。この暑い季節ですと尚更、治療用メンコを白にして良かったと思います。
ナイスネイチャは昨年よりも放牧地で青草の噛み出しが増えました。青草をほとんど飲み込めていないようです。こうなると、冬と同じと考えなければならず、粉の飼い葉をお昼にも馬房で食べさせるようになりました。運動は涼しい時間帯を選んでしています。
ナイスネイチャと相棒のメテオシャワーは今夏も何度か虫除け馬服を着せました。馬服の中にアブが入り込むと不快感からゴロンゴロンと寝返りすることがあります。馬服を着ていると、寝た時に自分の体重で馬服を抑え込むので前肢の動きが制限されて立ち上がりにくくなります。寝ているのを見つけるとすぐに馬服の金具を外して制限を解くようにしています。
7月初旬に会員さん方々が見ておられる前で、メテとナイスネイチャが一緒にゴロンゴロンと寝転がりました。この時、ナイスネイチャは両前膝を折り曲げて、膝を着いて立ち上がる技のお陰で、馬服を着ていても立ち上がれました。ただ、この時に、自分の蹄で前脚の内側を傷つけ、少し腫れましたので、オゾン水で水冷していました。獣医さんの治療も受けました。一方のメテはここのところ、馬服を着ていなくても立ち上がりに苦労します。この時は立ち上がれたので良かったです。
ナイスゴールド
前回のご報告後も引き続き両前の蹄の特殊な装蹄具は維持しています。ちょうど1ヶ月が経ったことになりますが歩様は良いです。重症の蹄葉炎のため、装蹄療法と同時に食餌療法も行っており、放牧地で青草はほとんど食べられませんが、代わりに乾草とお昼の飼い葉を届けています。
会員様が来られた時にも、残念ではありますがナイスゴールドには糖質の多い人参をあげられません。先日来られた会員様は、近づいてきたナイスゴールドが擦り寄って来て、それがとても可愛いとおっしゃって、けっこう長い間、ナイスゴールドに抱きつくくらい触れ合っておられました。その間、私は他の会員様を別の放牧地にご案内していたのですが、遠くに見える会員様はずっとナイスゴールドのところにおられたので不思議でしたが、近くに行ってみたら、擦り擦りしていて、とても微笑ましかったです。
馬房と放牧地との行き来、洗い場へもナイスゴールドはいつもマキヒメと一緒に移動します。マキヒメが治療のため、厩舎で待機する時も、一緒に待機するのに付き添います。放牧地で仲良く掻きあっこしている姿を見かけました。
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次回の更新は8月8日(月)を予定しています。
お楽しみに!
渡辺牧場へ移動する前のエイシンルーデンスの近況報告は
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